nao山に行く

2016年正月明けにくも膜下出血で生死をさまよう。なんとか生還し山のレースに再チャレンジ目指しています。
Fun Trails100k Round秩父&奥武蔵
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やっぱり車中泊は、チキン野郎には合わない。ほとんど寝れずだが、『たっぷり寝たぞ』と思い込む。
受付の装備チェックにkojikenさんがいた。念入りにチェックされた?なんてね。
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朝5時スタートは、ゆぅさんと。だけど、いつものように周りの選手に跳ね飛ばされ徐々に後退。ケンカは弱いのである。
まだ、暗いのでハンドライトを手に持つ。
羊山公園をグルリと回り、トレイルに入るが、すでに力が入らない。おかしい… ポジションは真ん中ぐらだけど、前の選手になんとなくついて行けない。ヤバイ兆候だけど気にしないフリをする。
林道に出たら、すでに歩く選手をジョグで抜かす。ここでSくんに『ブログを見てます』と声をかけられる。彼とは飯能までほぼ同じようなペースで、話が出来て助かった。
林道を走りきって最初のエイドA1へ。
A1区間タイムは1時間29分。(休憩33秒)1時間30分と思っていたのでほぼイコール。

そこからは武甲山~小持山~大持山と厳しい登りが続く。リズム良く登ろうと思うが、どうもいけない。前の人に続くだけで、さほど速いわけじゃないがついて行くのがやっとの状態。昨年苦しんだ、トレイルで力でない病か?
頂上が近づいたらゆぅさんと会えた。雲が多く雨がパラついて来た。でも、そんなに寒いわけではない。

A5から1時間ほどで武甲山へ。そこから下るが、やっぱダメ。すでに足が一杯の状況。ここから名栗までは厳しい区間になった。
小持山の登りで何人もの選手にパスされる。雨が気になりトレントを羽織る。A2までは何度も立ち止まる。いったん、心拍数を下げて様子を見る。すでに大目標の21時間17分、第2目標の24時間どころではなく、完走すら危うい。でも、今日は何としてでも完走だけはしようと思っていた。
押さえの利かない足は、ドロドロの下りで尻もちをして滑り台を2回ほど。やれやれ…
大持山の先で同じ市内のI嬢にパスされる。川の道、UTMF完走の祝福をしたり。
まだ、80km以上もあり、どうするか考えながら行く。まずは、ペースを落として身体を落ち着かせるしかない。抜かれても気にしない。相手は自分だと言い聞かす。
A2の逆川乗越にやっとの思いで到着。
区間2時間58分(休憩3分22秒)

でもその先の蕨山でとうとう第2の試練のケイレンくんがお出まし。いつもは治まったらすぐ走り出すが、今日は慌てずに念入りにストレッチをする。
やはり、睡眠不足のせいか、昨日からさほど食べてないせいか。反省しても仕方ない。とにかく前に進むしかない。怪我や故障を抱えているのなら、途中でやめた方がいいが、バテただけならなんとかなる。これまでもこんな体験を幾度となくしたし、それが経験となって対処出来るはずである。
名栗までの走れる下りのトレイルでもゆっくり下る。GOさんが快調に下って行った。羨ましい…が仕方なし。
前半の前半部の28㎞地点の名栗ですでにバテバテになってしまっている。
区間1時間13分(休憩3分43秒)
公式記録名栗まで5時間42分 総合順位154位 年代別17位
それでも全体の1/3以内に入っていた。
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今日のエイドは、水分はコーラ主体。ペットボトルに水かアクエリアスを補充した。バテているせいか水分補給は多かった。エイドでの食料は、主にバナナやパン系、梅干しなどをつまむ程度、A8でお茶漬け、A9でみそ汁。
自作ジェルを大量に持参したが、それが中心でOKだったと自画自賛である。
雨は止んで降りそうもなかったのでトレントを脱ぐ。フィニッシュまでこのままのウェアで行った。

名栗を出発して、すぐのロードで次々と抜かされる。このままでは、全員に抜かれるのか?まっ、いいか、仕方ないとあきらめ。
でも、子の権現までの登りは、周りもバテ始めたせいかペースを合わせられるようになって来た。自分もキツイが周りが落ちてくると気力が湧いてくる。嫌な奴である。
しかし、感覚的にはずいぶん時間がかかって子の権現の巨大わらじの前に出た。
まず、おみやげ屋さんの横のトイレに寄ってスッキリ。
A4子の権現区間1時間35分51秒(休憩時間測定せず)

さて、ここからの飯能アルプスも登り下りのコースである。分かっちゃいるが、辛いものは辛い。みんなも相当キックなって来ているようだ。この辺からは同じような選手と前後する。Sくん、それからgomaさんなど。『キツイですねぇ』というやり取りが心を楽にする。オレだけじゃないんだ。地元のSくんには、エイドの距離などの情報を教えてもらう。
前坂までの道の悪い下りに苦戦し、大高山の下りでは、見事に転んで左手首を強打… しばらく悶絶で動けず。ペースがガクンと落ちて天覚山へ。痛みが治まったところでエイドに到着。
A5東峠2時間2分21秒(子の権現の休憩込み、ここでの休憩2分52秒)

エイドを出てからガーミンの充電をするのを思い出した。エイドから100mの場所で立ち止る。ここでガーミンとスマホを充電してドロップバックに充電池を入れておく作戦である。
飯能までは、まだまだギザギザトレイルが続く。だけど今までほどではないのが救い。ここまで撃沈したけど、そんなにタイムが悪いわけでない。この時点では、後半部分はほぼ歩きだろうから26時間ぐらいかと思った。
Sくんは先に行って、gomaさんと前後しながら進む。飯能から先へ行く気力があるかどうか、自分に問う。どうやら気力はありそう。だけど、このレースが終わってからのことを思うと、そろそろ本当に潮時かと頭をよぎる。もう、レースに向けてトレーニングするのも辛いや... とにかくレース中は、いろいろと弱気な事も思ったりするものである。
gomaさんとようやく中間点の飯能観光協会まで到着。手前でゆぅさんが早くもエイドを出てすれ違う。
A6飯能区間1時間51分52秒(休憩16分3秒)
公式記録飯能まで11時間21分34秒 総合順位136位 年代別15位
順位が上がっているのが不思議。
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ドロップバックをもらう。少し靴擦れがしたのでシューズを取替えと思ったが、面倒くさいのでやめた。先に着いたSくんと記念撮影。
ドロップバックに入れた市販のジェル、どら焼きを食べる。ライトの用意をする。ジャケットはまだ大丈夫そうである。
そんなに留まってないと思ったが16分ぐらいいたようだ。
出がけにHALさんと会う。思わず『もうダメ、終わり、やめた』と三大弱音を吐いてスッキリさせるという迷惑な奴である。

さて、ここからまず試走時にプチ迷いした宮沢湖方面へ。その場へ着いたら、なんとkurisukeさんの声が... ボランティアで誘導していた。
ここは、なんで手前のY字で右に行かせないのだろう?でも、いいや、kurisukeさんに会えたし。
そのあと、まったりと走っていたら女子2人と一緒になった。1人はI嬢。この時点で女子の3位4位といったあたり。後ろについて宮沢湖から高麗辺りまでラクして行く。実は、これには助かった。なんとなくペースが掴めて来て調子が出て来た。
日和田山の登りで先行して、さらに何人か抜かす。女子2位の方もパスする。その後、女子2位、3位の方とは前後しながら進んだ。
復活と思っても単なる錯覚。他の選手のペースが落ちただけ。先は長いので調子に乗ってはダメと言い聞かす。この辺が、ちゃんと押さえられるかが、自分レベルだと大切である。
それでもキツさはなくなって来た。今回はこの区間が一番ラクだったと思う。

日和田山からの夜景はキレイだけど、レース中はそれどころではなかったな。
だいぶ気分が良くなって、先日の村山会でのkegさんの登り方を思い出す。同じ動きは出来ないが足で登らず、腰、腹筋で登るように意識する。
宿谷の滝までの荒れた下りも大丈夫。上手く下れた。そして、鎌北湖のエイドに到着。
飯能から17.5㎞と長い区間だったけど短く感じた。
A7鎌北湖区間2時間47分3秒(休憩4分27秒)

ここのエイドは、何を食べたのか思い出せない。飯能から鎌北湖までの区間は長かったので、水が心配だったがギリギリセーフ。だっぷり水分補給だけはした。思ったほど寒くなく、撃沈気味なのか身体が水を欲しがったようである。

ここから刈場坂峠までは、まだまだ登りが続く。まずは北向地蔵まで。ここは慣れた道。いったん下ってユガテ。そこから顔振峠までは登下降が続く。
飯能からここまでは、走れる所は走れたので、24時間が標的に入って来た。でも、まだタイムのことより次のエイドまでということを考えていた。
日和田山からは、前後がバラけてあまり選手に会わなくなる。でも、その方が自分のペースが守れるので都合がいい。前に選手のライトが見えても慌てて追いつかないようにする。たまにすれ違う時は『キツイですねぇ』というのが挨拶になる。
グリーライン沿いのアップダウンのトレイルを進んで顔振峠に到着。
このエイドでようやくゆぅさんに追いつく。
A8顔振峠区間2時間33分36秒(休憩5分7秒)

お茶漬けを食べた。美味い!
水を補給して刈場坂峠のエイドに向かう。まだまだ登りが続くのである。

まずは八徳まで下らされる。登るために下るという意地悪なのである。下っている途中、いよいよ来た感じ。眠くなって来たのである。車中泊で寝れなかったからなあ。まだ22時でいつもの寝る時間より早いはず。
八徳からの登りで一気に睡魔が襲いかかる。眠くなるとどうしょうもなくなる。登りのペースはガックリ落ちた。水を飲む。濃いめの自作ジェルを飲むと一瞬、目が覚める。なのでジェル飲んで水飲んでの繰り返し。
会う選手に今度は『眠い』とクレームをつける。しかし、みなさん優しいので慰めの言葉をかけてくれる。
先週、八徳から高山不動尊までは、すぐな感じだったが、今日はだいぶ時間がかかる。第3の試練である。でも、寒くなくて助かる。眠くて寒くてでは辛過ぎる。
高山不動尊で水場があるので、そこで水を補給。しゃがみ込んで60数えて出発。そこからさらに関八州見晴台まで登りが続く。眠くて大苦戦だったが、もう少し登りはキツイと思っていたがそうでもなかったのは、これまでの登りで免疫がついたから?関八州見晴台のベンチで座り込み60数えて出発。ブナ峠を越えた辺りだったのかな、見覚えのする声がした。kojikenさんだ。何度も行き来しているという。これまた変なお方である。『眠い』と言ったら『少しお話しましょう』とスタッフ業務を邪魔する奴なのである。でも助かったあ。フラフラになりながら刈場坂峠へたどり着く。
A9刈場坂峠区間2時間38分36秒(休憩8分11秒)
公式記録刈場坂峠まで19時間20分35秒 総合順位90位 年代別8位
だいぶ順位は上げたが実感はなし。

時刻は深夜0時を回っている。眠いが寒くはないのが救いである。ここのエイドでは、みそ汁を頂いた。他のものはあまり食べる気がしなかった。まだ自作ジェルがあるからいいか。
あと15㎞ほどである。残念ながらsasashinさんにはお会い出来ずだった。

エイドを出てもまだ登りが500mほどある。なんて意地悪なコースなのだろう。ピークの丸山までは、平坦地もフラフラで道をロストしそうになる。目が覚めるとトレイルから外れていたり… やっと県民の森を過ぎると下り基調になる。でも、下りは嬉しくないけどね。最初はタラタラ仕方なしに下る。でも、しだいに目が覚めてくる。そうなると足は痛いがスピードに乗れてくるようになる。どうやら復活。これまた不思議? たぶんフィニッシュから10㎞ぐらい手前だったと思う。それからはぐ~んとペースを上げて下れる。金昌寺の辺りで10人ぐらいまとめて抜かす。この時はスピードが違うぜって感じ。残りのロードも羊山公園の登りも走りきる。どこにそんな力が残っていたのかなあ。もちろん足はキツイけどね。

フィニッシュゲートに奥宮選手がいた。なんとかようやく終わった。
22時間33分9秒 総合順位84位 年代別7位だった。
この区間タイムは3時間1分13秒、公式の区間は休憩含みなので3時間12分34秒。
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分かっちゃいるけど104.5㎞で7617mの累積標高はさすがに手応え十分である。近場のレースでよくぞこのようなレース出来たものである。
主催者の皆さま、ボランティア・エイドの皆さまに感謝です。
来年は?の問いに今は…である。


日々のトレーニングはこちらで。 naoのジョグノート

by nao-yamaniiku | 2015-11-24 19:03 | トレイルレース | Comments(0)
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4月
22日(土)ファントレイル名栗23㎞

29日(土)OTK(青梅から鴨沢)65㎞

5月
20日(土)〜21日(日)
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