手帳に記を付けていた。
相馬選手が2007年のハセツネを優勝した時のブログで述べていたこと。
『一年は、誰にでも平等に訪れる・・・・・・なりたい自分になる』
その言葉を胸に去年一年間は練習を続けた。
結果、なりたい自分になれたかどうかは、微妙な感じだった。だけど、充実した一年が過ごせたのは、相馬選手の言葉のおかげと、お会いして感謝の気持ちを伝えたいと思っている。
2014年のハセツネの前に悶々とした気持ちで、改めてこの言葉を読んだ。この年のハセツネは、気力なく醍醐丸でリタイアという最悪な結果だった。
そこから変わらなければこのまま終わってしまうという、危機感を感じた。『自分はどうしたいのか、レースを続けたいのか、結果を残したいのか、それとも、もうやめたいのか、やめるのか…』と自問自答した時期であった。
ハセツネは1994年の第2回大会、34歳の時から20数年以上も続けているので、いろいろな意味で疲れていた。マンネリになっていた。だけど、『なりたい自分になる』と気持ちを入れて練習に励み、2015年は34歳の自分に完勝。遅まきながら、恥ずかしながらの自己ベストだった。
相馬選手とは、もちろん話したこともない。せいぜい声をかけるのが精一杯であった。
ストイックで強面なため、近寄りがたい印象だけど、実は人間味があるというナイスガイである。
自分にとって今年一年は、厳しくも辛い年になっている。一年は平等かもしれないが、神様はあまりにも無情に試練を与えてくれる。
だけど、ほんとうに幸いなことに走れるほど回復して来ている。日が経つにつれて”復活”が出来るかも知れないという手応えも感じ始めた。
でも、どうなるかは分からないので、大口は叩かず手探り状態が続く。
今日は富士登山競争の日だった。だけど、悪天候で五合目でレースは終了だったよう。選手の皆さんは残念でしょうが、これも山のレースと割り切るしかないだろうなあ。
毎年、平日だから出れない… と諦めて来たけれど、来年は無事でいたら足を踏み入れてみようか?
ミーハー的は話題は、ポケモンGOが日本で配信されたこと。さっそく池袋界隈では、明らかにやっているであろうスマホを手にした人たちが多かった。(任天堂の株を買っておけばよかった…といつも思う凡人である)
池袋にはポケモンセンターもあるからかもね。
もちろん平均的日本人のおじさんnaoさんもインストール済み。だけど恥ずかしくて出来ないね。週末はスマホ片手にランナーたちが冒険ランするのだろうか… あと、山歩きでもポケモンは出てくるのだろうか?出てきたら走っている場合ではないぞ。
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