nao山に行く

2016年正月明けにくも膜下出血で生死をさまよう。なんとか生還し山のレースに再チャレンジ目指しています。
そして定期検診
くも膜下出血発症から1年経つので、今日は予定通り定期検診に行った。
もう、通院を始めて何度目だろうか。この一年、お世話になったものである。大きな病院で脳外科医だけでも外来対応に医師が常時4人ぐらいで診察している。しかし、脳外科なのに患者さんが多い。おそらく自分のように入院した患者さんの割合が多いと思うが… 

いつも同じ質問をする。
『まだ頭が痛い時がある』『ネット情報だとくも膜下は深刻な病気で治らない…』『処置した個所はやがて破れるのか、永久ではないのか』などなど。
その度に主治医は『大丈夫』のひと言。このひと言をもらうために通っているようなものである。これが効くのである。
今はネットである程度の情報を得ることが出来る。でも、『くも膜下出血病後』とかで検索すると、深刻な情報ばかりである。主治医曰く『僕の経験ではそんなことはない』とのこと。実に心強い。最近はネットで病気の検索をすることはやめている。

去年の今ごろは手術が終わって、薄眼を開けていたようである。意識はなく、手術は成功したが、出血して脳にどれだけ障害を与えているか分からず、意識が戻るのが50%だと言われたようだ。意識が戻っても、どれだけ障害が残るかどうか分からない状態だった。同じような患者さんのベッドが男女関係なく並べられていて、看護師さんが1人ずつ付いていた。

救命救急センターは2週間が限度らしく、そこで亡くなるか、障害の度合いはともかく意識が戻るか、意識が戻れなかったらそれなりの病院へと移動して行く。深刻な状態の患者さんは毎日運ばれてくるから仕方がない。意識が戻って記憶しているだけで3名の方が亡くなった。自分も意識が戻ったといっても、まどろんでいる状態だったが、自分のことのように涙を流したものだった。

脳疾患は他の病気と違って、いきなり最悪な身体の状態になるので恐ろしい。前にも書いた覚えもあるが、バットで殴られ、『さて、生きるのかな、死ぬのかな…』というような病気である。
ランナー諸氏でも、いつ発病するか分からない病気である。今回、こういう体験をしたけれど、ランナーのための脳疾患後の情報はない。調べても、せいぜい『身体のために歩くのはいいです』ということぐらい。『脳疾患後160km山を走るためにどうすればいいか』なんて何にもない。
実際はいらっしゃるのでしょうが、辿りつかないのが現状である。そう言う意味ではパイオニア…
もし、このブログを読んで脳疾患にかかって、どう走り出せばいいかなんて悩みがある方は、非公開でもコメントを頂ければと思う。拙い経験もあるし、逆に自分も聞きたいことはたくさんある。
実際、仕事に復帰する時、脳疾患から仕事に復帰した方と話す機会を会社がくれた。これは役に立ったし、生きる自信につながったものである。

さて、明日からは、落とし前2017年版として、戦いのスタートである。

by nao-yamaniiku | 2017-01-10 22:44 | リハビリトレーニング | Comments(0)
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