ロードの場合、例えば30㎞走をキロ5分でと思っても、調子がイマイチの場合、ペースを落としせば走りきれることが多い。
ところが、山ランの場合、調子が悪かったら、ペースを落として走りきるというのが出来ない。ダメだと思った後は、平地どころか下りも歩きになってしまう。文字の通りの”撃沈”である。
ダメならダメなりに走れるはずだけど、歩くのも苦痛なのである。これが不思議?
とくにハセツネコースの場合、2回に1回はダメで途中敗退である。先日、撃沈した時は、浅間峠までなんとか辿りついたが、5時間21分もかかってしまった。その時に撃沈したのは入山峠からすぐのところ。
だいたい撃沈する場合、入山峠先までなので、その点では救われる。戻るのが下り基調で楽だからね。でも、それでも戻るのに四苦八苦してしまう。
土曜日は早くも今熊神社先でダメになりなんとか今熊山まで登ったが、それからの帰路は長かった。7/2(日)は広徳寺で引き返した。その時もわずかな距離の武蔵五日市駅まで戻るのが大変だった。
昨日は、一昨日の撃沈だったので、ビビりながらの日の出山〜御岳山行きだった。日の出山をチョイスしたのは、今まであまり撃沈がないということと、撃沈しても下り基調だからである。
結果、前日とは別人のように3時間18分ほど走れた。なんだかなあ、さっぱり分からん。
コースやタイムに縛られずに、もっと楽しく山に行こうよ...と思うし、言われることがある。57歳のおっさんの行動とも思えないしね。でも、まっ、いいじゃない。
やっぱり今熊山辺りでぶらぶらしているのが、性に合っているようである。それ以上は1mも入山峠方面へ行こうとは思わない方がいいようである。
モヤモヤな天気、モヤモヤな気持ちである。