nao山に行く

2016年正月明けにくも膜下出血で生死をさまよう。なんとか生還し山のレースに再チャレンジ目指しています。
カテゴリ:100マイルレース( 29 )
トレニックワールド彩の国100マイル
全然、ダメでした。
このレースを申込んだのは昨年の12月6日。以来、彩の国100マイルを常に念頭に入れて練習してきたつもり。結果が全く出なかったのは、やって来たことの何かが間違っていたからだろう。いろいろ思うことがあるけれど、病気と歳のせいにはしたくない。それを理由にするとここで終わってしまうからね。
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inoxに付けているTGGのゼッケン『nao山に行く』とチビちゃん人形でお声をかけられることが多い。以前、レース中にnaoさんは分かるようにして欲しいと言われたことがあった。いつもタイムを記しているので目標になりやすいようである。当てに出来ないけれど...

レース前、レース中、レース後にたくさんのお知り合いの方々、ブログを見て頂いている方々からお声をかけて頂いた。また、病後、初めてお会いする方からは回復のお祝いのお言葉を頂いた。応援頂けるというのは嬉しいものである。あまりいい返答は出来なかったけれど、感謝、感謝です。

前日の睡眠はたっぷり。疲労なし。体調は良かった。病後一番いい状態だったと思う。ダメレースだったけれど、これが次に繋がるよ。きっと。自分としては良かったことなのだ。
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ガーミンで計測しなくても、リアルタイムで記録が見れるのはいい。(男女別順位)でも、レース中は見なかったけどね。
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スタートは7時。
スタートから自分が思っていた100マイルペースに持ち込める。レース出場者は男子159人(プラス女子はたった7人)で、この人数ならストレスはない。
山に入ると、ほぼ単独走になり思惑通りである。チキンは人と一緒では生気を取られてしまうのだ。

暑さについて、みんないろいろ言っていたが、盛夏の夏ではないので『暑いぐらいがいいんじゃね』なんて思っていた。でも、汗はダラダラ垂れる。日焼け止めにワームカバーをしていたが、12時ごろに下げた。
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くぬぎ村、慈光寺とエイドを抜ける。
今回のエイドでのお約束は、inox(ザック)を下ろして休むこと。いつもはレース中、inoxを下ろすことはないが、これも100マイル対策としたのだ。
レース終了までお腹は減り気味だったので、エイドではいつもより食べた。携行食はゼリーを4個ほど。ノース1周目、51kmでエイド間で食べるつもりでいて、実際、その通りにした。エイドでの食料には不満なし。エイドの度に違う食料だったので良かった。

最初の難所は笠山への登り。この区間でペースが上がったのかキツく感じた。ここの登りは他の選手もそう感じたみたい。ここで足がパンパンになりケイレン気味になってしまった。

堂平のエイドに着く頃は、まだ29kmほどなのにグロッキー気味になってしまった。先が思いやられる。
慈光寺で1リットル以上水を用意したが、このエイドまでで空っぽになった。
ここまでで5時間40分ほど。昼ごろで最も暑い時間帯である。

エイドを過ぎたらすぐにケイレン。我慢して進んでいたら大ケイレン。林道で倒れ込んで足を伸ばしてしばらく座り込む。あちらこちらピクピクしてやがる。あーあ、100マイルでケイレンは考えてなかったよ。そんなにスピードを上げてないし、上の表を見れば分かるけれど、堂平までは159人中130位と相当後ろの方だぜ。
久しぶり大ケイレンで太ももの裏、ふくらはぎ、すねと全部。両足のあっちこっちでピクピクするという忙しさなのだ。
先月のレース、名栗では今日より全然ペースは速いため、ケイレンしたが今日ほど激しいことはなかった。OTKではケイレンなく、ゆっくりならケイレンはないものと思っていた。やれやれだよ。

まだ、30kmぐらいなのに、すでに投了気味である。それでもこの辺でのリタイアは帰りが面倒なので一周は回るしかない。

ケイレンはしたが、体力は使い切っていないので身体は進める。この辺がもどかしい。それにこの状態はそのうち終わり、復活するのがオレ流のはずだ。いつものように辛抱あるのみ。

しかし、分かっちゃいたがコースは厳しい。ノースの方は走れるということだったが、オレレベルでは、走れるところは歩いて休憩ポイントだよ。
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大野峠からつつじ山を登っていたら、サプライズのtazoe氏の冷たいコーラで生き返った。すごいナイスなタイミングで助かった。
この間に、100kmのトップ、その時はそーけんさんに抜かされる。『登りで歩いちゃいました』だって。『登りは10m前から歩き出すのが普通』というようなことを言っておいた。正しいだろう。

飯盛峠、7時間56分。
1周目9時間そこそこという思惑はまぼろしとなり10時間に軌道修正。実力不足なのだろうが、予測と1時間も遅くなるのは納得出来ないなあ。
この時点でその後のサウス12時間はきついと思った。それでもどこまで行けるか...

飯盛峠からの下りは、3人ほど100kmの選手に抜かされたが、ほぼというか全くの単独走だった。ここまでニューサンピアまで下り基調で飛ばせる区間だったが、ケイレンした大腿筋が痛んでスピードを出せなかった。これがいつもと違うとこ。復活がないなんて… ここの区間はあまり覚えていない。覚えているのはガーミンの充電をしたこと。こういうところはちゃっかりしているのである。最後のロードは走りきって1周目終了。
ノースコース9時間49分。かろうじて10時間を切っただけ。
累積標高はマイガーミンで3126m 。主催者は2920mと記していたが205m多かった。マイガーミンの方が正しいと思えるようなコースだった。

ノースはウォーミングアップという目論見は超甘く、当然と言えば当然だけど、1レース全力で走ってもうおしまいという状態になってしまった。
2周目の制限時間の22時間まで12時間しかな。余裕がないのでさったと仕度する。体育館は何人も人はいず。あまりに選手が少ないので、ここに入っていいの?という感じだった。これがこのレースを象徴しているかな。レース中もほぼ単独が続いた。
カレーを食べて、自作ジェル入り飲料をinoxに。ジェルを4個補充。そしてライトの電池を補充。当初考えていた着替えはランパンだけ。膝が隠れるいつものを履きかえた。上は着替えず。そして出発。

青梅トレラン部の応援を頂きニューサンピアを後にする。さっさと仕度したつもりだけど、18分もかかっている。
サウスの方は試走もしているし、それ以外でレース、ロゲ、練習などで知ったコースになる。
気持ちの方は、わりと前向き。この時点では体力はある感じだった。

桂木観音まではさほど難しいコースではない。でも、登りはなんとかなるが下りはどうも痛んで走れず。ここでペーサー付の100㎞女子トップに抜かされる。100㎞は9時スタートなので2時間の時間差を詰められているのである。落込むよなあ。でも、オレはオレ、いいのいいの…

桂木観音に着くと、100マイルの選手が数人、リタイアの相談していた。まあ、この時間だと完走は難しからね。自分はここで止めるつもりはない。
このエイドでライトの準備をする。腹にジェントスを巻いて、ハンドライトはinoxのポケットに入れる。

いったん下って、途中で腹ライトを点灯する。そして四寸道から関八州見晴台までの長い登りが始まる。自分としては悪いペースだと思わないが、どうもタイムに繋がらない。今日はずっとこんな感じだった。コースが難しいということもあるが、それだけじゃない。じゃ、なんだろう?分からん.
ここの途中で走行距離が60㎞を越えた。病後、最長距離は途中でやめた24時間走の約60㎞だった。病後ということもあり神宮24時間走の時は、家族の大反対があった。実は今回も反対… いかんかなあ。でも、歳を取る前に挑戦すべきものはしたいしね。57歳というお年は微妙な時期である。

関八州の見晴台から高山不動へ下ってエイドへ。このレースコースのいい所はトイレがたくさんあることかな。里山の遊歩地としてコース上にたくさんトイレは完備されている。だけどコースそのものは、山深いということはないが、アップダウンが厳しく、急登急坂多数である。この一帯の山特有のガレ場ばかりで降りにくい。しかも何度か書いているが、難しい方へ難しい方へとコースは誘導されている。100マイルは、逆に優しい方へと誘導して欲しいが、これが本来の山のレースなのであろう。走れるところは少ない。

UTMFのように世に知らされ出場する憧れはあって、足に覚えがあれば完走は難しくないとうことはまったくない。人気はイマイチだし完走は出来ない。昨年の完走者ゼロから今年の完走率は9%だったよう。これじゃ出場者を選ぶよね。

さて、ここからがさらにキツイコースになる。
パノラマコースを下って、西吾野駅そばを通り子の権現の登りに入る。ここの登りは長く感じた。夜になっても気温は下がらない。汗は引かず額から流れ落ち続けている。
今回は水の消費は激しく、試算すると行動中に6リットル以上。エイドで2リットル、合計で8リットルは給水したと思う。
食料は、1周、2周とも持参したジェルを4個ずつ。エイドではいろいろ食べた。胃腸の変調はなし。一度、エイドで急激に食べ過ぎてむせただけである。禁酒の効果が続いていると思いたい。

深夜の子の権現の鳥居をくぐり抜け、竹寺への下りが始まる。この辺は、翌日の21日(日)開催のスポーツエイドジャパンの大会コースとダブるところで、両方のコース案内がある。両方とも盤面は黄色なので一瞬、戸惑うが事前に情報があったので問題ない。

そして竹寺エイド到着。15時間59分。2周目関門時間まで5時間である。厳しい…

それでもなんとか22時間に近いタイムで走りきりたいと思ていた。
体力的にはまだいけそうだけど、足がついてこない。
まず、竹寺から前坂方面の集落に向かうコースは、クソッタレコースである。道路を通してくれればいいのに…しかもここの下りはえげつないのだ。
案の定、この下りで尻もちをついた。だけど、何度もつまずいたりよろけたりしたけれど、転んだのはここだけだった。
そして、ここから大高山、天覚山のアップダウンの激しいコースとなる。
今回は腹ライトは失敗か。上り下りが多過ぎて、その都度ライトを上に向けたり下に向けたりの調整が必要だった。このコースはヘッドライトの方がいいかも。
ハンドライトは上りが急登過ぎたり、下りも急坂が多くて使いずらかった。

大高山は両腕も使って登る。今回、バーチカルのようにこういったケースも何度かあった。
竹寺から吾那神社までの時間帯は23時から2時ぐらい。完走は出来ず、タイム的に関門時間の22時が難しいとなると集中力がなくなる。そうなると眠くなって来るのである。暑いぐらいなのでそこらへんに寝こるがると気持ち良さそう。そういう選手もたくさん見かけた。

天覚山の頂上からの下り。本来はホッとするところであるが、これまたザレて急坂なのだ。まったくこんなのばっかり。
ようやく東吾野駅を通り過ぎて吾那神社エイドに到着した。
19時間13分が経過。22時間の関門に間に合わないことが確定である。

ここまでの走行距離は87.3㎞。
大腿四頭筋がこれほど痛くなったのはUTMF以来かな。そして、いよいよ眠くなってしまう。ユガテの途中で寝転がる。おおっ、気持ちいい。こういうふうに寝ることはあまりない。ブルッと震えて目が覚める。そして歩き出す。しばらくはこれの繰り返し。
ユガテからは馴染みあるコースになる。ここから桂木観音エイドまでは覚えていない。睡魔はあるが、この程度ならいくらでも経験があった。ミスコースしないようにだけ気をつけた。でも、集中力はなかったな。
途中で夜が明けてライトをしまう。ライト点灯時間の9時間。電池は替えずに済んだ。ハンドライトは消灯していた時間があったから何とも言えないが、ガンビットが一晩もったのは今後の山行きに意味がある。
わずか10.5㎞を3時間58分、4時間もかけて歩いたのだった。何やってたのかなあ?
桂木観音エイド23時間12分。

このエイドで3周目の選手がいた。17人ぐらいが進んだよう。
今日の段階ではレベルが違い過ぎる。今回は15名の完走者が出たよう。素晴らしいことである。感服…

夜が明けると目が覚める。
モタモタと歩みを進める。頭が冴えて来ると反省会が始まる。何がいけなかったかの犯人探しである。
陽が出てくる。今日も暑くなりそうだ。
悶々とした気持ちでゴールしたのであった。

タイム25時間12分6秒。
距離は106㎞ということだったが、マイガーミンでは108.1km。
累積標高は5945mがマイガーミンで6723mだった。

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3時間以上も想定時間から超えてしまったのはショックである。こんなはずじゃ…とは言ってもこれが現実なのだ。

さて、これからどうするか?

今回、往復共、モーリーくんが送迎してくれた。モーリーくんもダメレースだった。
車中ではプチ反省会。
講習会・練習会・ネット・書籍etc…情報を取るのはそれなりに時間とお金がかかる。
ハセツネサブ10のランナーが『サブ10した時はこう練習した…』という話は参考になったよ。
助手席で『あ~あ』とふんぞり返っていたが、しっかり話は聞いていたのである。
by nao-yamaniiku | 2017-05-22 21:46 | 100マイルレース | Comments(0)
トレニックワールド彩の国100マイルの作戦(目標)
まあ、作戦もへったくれもない。
どこまで行けるかである。
試算では、1週目10時間+2週目13時間+3周目15時間=38時間である。制限時間35時間に3時間オーバーである。

当初設定されていた1周で10時間の制限がなくなり(主催者さんありがとう)、2周が終わった段階で22時間の関門時間になった。おかげで順調なら2周は突入出来る。
問題は22時間で2周の106㎞を終えられるかである。なんとかここを目標にしたい。3周目に入るのが目標である。

類似レースはいろいろあるが、2015年11月のFun Traiis100kかな。このレースは距離104.5㎞、累積標高7617m。22時間33分かかった。彩の国100マイルの2周終了時は、距離106㎞、累積標高5945m。
Fun Trails100kは22時間以上かかったが、一睡もしないままレースに臨み前半は体調不良、後半は睡魔でもうろうとした。でも、病気前だったので力量は今よりあっただろう。それでプラスマイナスかな。あとは累積標高が1672m少ないという点で、なんとかアンダー22時間と行きたいところである。ただ、コースの厳しさは累積標高だけでは分からない。

昨年の第1回は酷暑のせいか、1周の関門時間10時間をクリア出来なかった選手が多かった。3周目には誰も入れず、という恐ろしい結果だった。まあ、これはあまり考えない。出ていないし、コースも累積標高も制限時間も気候も改善されているだろう。と信じる…

最近の傾向として調子が出てくるのは10㎞、あるいは20㎞過ぎてから。それまではたんたんと行こうぜ。
刈場坂峠あたりから2周目のフィニッシュまで22時間の関門時間を目指し、スパートが出来ればいいが、果たして…

*刈場峠は1周目でした。レース途中に『あれ?オレ変なこと書いたような…』と気がついたのでした。刈場峠というのも間違えで飯盛峠からのつもりでした。混乱していたようで… 訂正しないでこのままにしておきます。

2012年5月の第1回UTMFのスタート前の写真。5年前だから少し若いな。こいつには負けねぇぞ。あっ、左側のニヤついてるヤツね。右におられる方は神様です。




by nao-yamaniiku | 2017-05-18 21:38 | 100マイルレース | Comments(6)
彩の国100マイルにあたって(まずは心の準備)
過去100マイルの完走は、UTMFが1回。八ヶ岳が2回。
最後が2013年のことなので、、もう4年も前のことである。
八ヶ岳の2回は完走率が30%前後だった。でも、試練はあったが完走する自信はあった。それはUTMFも同じ。
完走狙いというよりタイム狙いだった。
今回は厳しいコース設定の割には制限時間が厳しい。コースは厳しい、時間は厳しいの二重苦である。あとは歳を取ったことである。

コースは、Northステージ 1周、Southステージ 2周というもの。2回、スタート&ゴール地点のニューサンピア越生に戻る。3回目でようやくフィニッシュである。これは心折れる。ワンウェイであれば、行ったきり進み続けなければ戻れないので、仕方なしに進む。八ヶ岳がそうだった。戻って来ちゃったら、もう行きたくなくなるよ。

土曜日から細々と準備をしている。1周目のスタート時のウェアとザック、ザックに入れるもの、2周目…と3袋作成中。
でも、3周目なんてスタート出来る確率は少ないので、あまり気持ちが入らない。不要である。それに3周目をスタート出来たとしても、途中で関門にかかるので、用意するのはリタイア用の服がいいかな?なんて思ったり。
とにかく弱気なのである。

しかし、100マイルは荷物が多い。制限時間が厳しいと言っても35時間だからね。昼と夜で装備を変える。だけど、いつものように行方不明者がいた。ライトとファイントラックのパワーメッシュが行方不明だった。ライトは『あっ!』と工具箱に入れたのを突然、思いだした。パワーメッシュは出て来そうにない。何かと脳に問題があり記憶が失せているのである。まあ、いらねぇか… 

昨日は、『完走は無理だなあ』なんて考えながら山に入っていた。
入山峠の林道を登っている時、1年ほど前もここを逆から通ったことを思い出した。その時は身体の調子が悪くて途中で引き返した。目もまだ良く見えず、レースは難しいと思っていた。倒れる直前にエントリーしていた奥久慈の案内が来たのもこの頃。もちろん、奥久慈はDNSだった。
そんなことを考えていたら、1年後の今は、100マイルに挑戦出来るようになっただけでもいいじゃん、と思ったり。

だけど、もちろん、病気で苦しんだことを忘れはしないが、今は、レースに出れることは当たり前だと思っている。心が濁っているのである。『のど元過ぎれば何とやら…』なのだ。だから、一瞬、『出れるだけ幸せ、感動』と思っても、それじゃ納得出来ないのである。

ビビっているのは簡単な理由。完走出来なかったら、トレイルランナーとしての実力が無いということが晒されてしまうこと。そういう選手が多いのか、エントリー締切りまで、たった200人の定員がなかなか埋まらなかったよう。どこぞの大会の2000人以上が秒殺で終了…とは違う世界なのだ。
大会案内に出走者の名前が記載されていた。100マイルの人数は200人ぐらいなので、全員の名前を確認出来る。60代の方はなんと1人。50代を見渡すと自分より年上らしき方は何人もいないこと。しかも、出走者で自分が知っている人は全員、オレ様より実力が上である。うひゃ~、場違いなのだ。

とまあ、弱虫が騒いでいるが、自分から好んで決めたことである。これにストレスを感じていたら、命がいくつあっても足りないぞーだ。
心の準備が出来ないまま当日を迎えそう。こうなりゃ、早くスタートしないと身体に悪いのである。

by nao-yamaniiku | 2017-05-15 22:16 | 100マイルレース | Comments(4)
100マイルを考える
レースはタイムが目標である。順位も気になるが、タイムが良ければ順位はついて来るからね。
今回の100マイルは、初めて、完走目標のレースとなる。しかし、完走の敷居は高いのである。昨年は完走者ゼロということを踏まえると、35時間でどこまで進めるかというレースになる。

今回のトレニックワールド彩の国100マイルのレースにあたって、印象に残る(参考になる?)レースがある。2012年と2013年の八ヶ岳100マイル、それと2015年のFTR100である。



どれも序盤はまったく調子が出なかった。3レースとも5時スタートのため、前日は宿泊、または車中泊でだった。チキン野郎のオレ様はほとんど寝れなかったのである。今思うと、序盤の不調は、ただ単に寝不足で力が出なかっただけだったと思う。

だけど、序盤、トロトロ走り、いや歩きだったため、足を温存出来たようである。後半から終盤にかけて、自分としては快走だった。


今回のトレニックワールド彩の国100マイルは、足に覚えのある強者ランナーが揃うだろう。彼らのペースに惑わされてはならない。前述した3レースのように、序盤はゆっくりでいい。足を終わらせるのを出来るだけ先延ばししなければならない。

幸い、当初設定されていた1週目、51kmの制限時間は10時間がなくなった。ただ、2週終了後、106kmの制限時間の22時間は変わりない。累積標高は約6000m。2015年のFTR100のフィニッシュタイムは、104.5kmで22時間35分。
このタイムじゃアウトである。でも、この時の累積標高は7600mほどだった。
ギリギリな感じだけど、あの時より、残念ながら体力は低下している。しかも、関門を通過したとしても、あと50km以上走る気力、体力は残っていない。なんにせよ、3週目はタイムオーバーでも、体調が良ければ2周は走れるようである。

自分の実力からすれば、関門時間がレースシュミレーションタイムとなる。
1周目は焦って走ることはない。たんたんと進んで1周目が終わった時、『さて、100㎞レースの始まりだ』と言えるか。50㎞先のレース会場に歩いて行って、そこから100㎞レースをするということかな。

100マイルは、200人が募集人数だったが、送付されていたエントリーリストを見ると、100マイルは192人ぐらい。うち女子は11人しかいない。挑戦者は少ないのである。

レースの作戦なんて簡単。最後尾あたりから進めばいい。
出来れば、なるべく一人で進みたい。っていうかサッサと置いてかれるか…
山の場合、同じ走力で、同じタイムでも、登り下りの得手不得手が人によって微妙に異なる。登り下りで微妙にペースが違う。誰かと一緒に進むのは、2週目からがいい。お互いヘロヘロだとペースが合うものである。

レースまであと2週間になった。
週末は2回あるが、もう疲れを残すような走りはしない。ジタバタせず、じっくり疲労を抜いて万全な体調で当日を迎えることが重要である。
試走は一回だけだったが、もういいや。これから行っても自信をなくすだけである。
まずは、明日から二日間は、孫2人の攻撃をうまくさばかなければならない。

by nao-yamaniiku | 2017-05-05 21:10 | 100マイルレース | Comments(4)
白旗
昨日のちょっとの試走でトレニックワールド様の彩の国100マイルレースに、早くも白旗を上げてしまった。

やっぱ、いろいろ考えちゃうなあ。
分かちゃいるが、やはり敷居が高すぎる。ハセツネでいうとサブ10、UTMFでサブ30ぐらいのタイムで、挑戦権があるのじゃないかな。

全コースを走っていないが、あの辺りのコースの経験上、とにかくタイムを稼げるところがない。アップダウンが多過ぎる。下りのパートもザレている部分が多く、ゆっくりでしか下れない。時間の割にまったく距離は進めない。気がつけば、しこたま削られ、脚が終了している。

レースは、50㎞ちょっとの距離を3周回する。
関門時間は、
1周目 10時間。
2周目 10時間+12時間=22時間。
3周目 22時間+13時間=35時間である。

昨日のペースは、たった時速4.6㎞しかない。なので昨日のペースだったら12時間かかる。1周走ってからこのタイムならいいけれど、ゼロメートルからのスタートだからね。がっかりである。ペースはゆっくりだったけど、特にサボったわけではない。それどころか竹寺からは、ペースを維持するのもシンドクなった。

今年に入ってから感じること。どうも病気をキッカケに衰えたのではないかということ。それと、心拍数マックスで走り続けることは止めている。まだ、怖さがある。
もちろんレースで駄目な理由を歳のせいにしたくない。力不足と思いたい。

しかし、いろいろ考えちゃうなあ。昨夜なんて『止めよう』と思っていた。エントリーしている名栗、OTK、彩の国もDNSにすると決心して寝た。
心はいつも揺れ動くのである… 
難しいお年頃、57回目の春である。
by nao-yamaniiku | 2017-04-17 21:08 | 100マイルレース | Comments(4)
1時間に4628m走る…
トレニックワールド100マイルまで2ヶ月あまりになってしまった。
今月は走り込み月間と称し400㎞を目指すつもりでいた。しかし、10日経っても67㎞ほどしか走っていない。このペースじゃ半分の200㎞も怪しい。でも、前半はいろいろ仕事や生活が立て込んでいて走る時間が取れなかった。
これから先はいつものペースになりそう。でも、この場合、無理矢理400㎞にすることはない。目標は400㎞走ることではない。100マイル対応するために400㎞を目標にしたのである。

明日は予定では豊島区ロゲである。でも、この状況で市街地戦のロゲに参加する時間はない。主催者からすればバカヤローであるがDNSとさせて頂くのである。なので山に行ってくる。大会を止めて山に行くのでそれなりに走らなければならないだろう。でも、まだどこの山に行くかは決めていない。明日の朝、起きたら決める。
とにかく仕事の疲れだかなんだか知らないが、疲れているのだ。

トレニックワールド100マイルの制限時間は35時間。距離は約162㎞だという。したがって1時間当たり4628mが制限時間ギリギリの完走ペースになる。
一見、簡単なように見えるがトレイルレースにおいて1時間に5㎞走るのは大変である。ハセツネを1時間に5㎞ペースで14時間、1時間に6㎞ペースで12時間。
そう考えるとハセツネの2倍以上の距離を1時間に4.628㎞走るのは難しいのである。累積標高も8800mとハセツネの約2倍である。
それと当然、睡魔との戦い。UTMFの場合、制限時間は46時間なので2~3時間寝ても完走出来る。ところが35時間の制限時間だと、自分ごとき走力だと寝ることは出来ない。
さらに3周ごとのぐるりなので、2周目に突入はまだしも3周目をスタート出来る気力があるのか。
まさに自分の目標はここである。とにかく3周目のスタートを切ることである。おそらくどこかの関門にかかるだろうが最後まで進み続けたい。そのために残りの2か月間で体力をつけるのである。そして、忘れている気力も目覚めさせないとね。
by nao-yamaniiku | 2017-03-10 21:51 | 100マイルレース | Comments(0)
100マイルのペース
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3年8ヶ月ぶりの100マイルなので、忘れていることも多い。それに昨年の1年間は空白期間でもあり、なおさらである。

トレニックワールド100マイルの制限時間は35時間。昨日のハセツネ30kの試走は32.7kmで6時間51分だった。
32.7km×5周は163.5km。ハセツネ30k5周が100マイル。
タイムは昨日は約7時間なので、5周でちょうど制限時間の35時間となる。昨日のペースが基本になる。
ちなみに累積標高は1702mなので5周分で8500m。
しかし、ハセツネ30kのコースを5周は考えられない...


100マイルの後半は大幅にペースダウンするので、中間地点の80kmまでは昨日のペース以上に早く走らなければならない。当たり前だけど...

この昨日のペース以上というのが難しい。
でも、なーんとなくペースが分かったかな。やっぱり四半世紀近くも山ランして来た経験がある。問題はそのペースで走れるような身体になっているかどうか。

本来だとこの時期は、スピード養成した方がいいだろう。だけど、年齢的にスピードを上げるのは難しい。せめて走りに、いや登りに力強さが出てくればしめたものだと思う。

次の山ランは、100マイルの入りのペースを考えつつ、力強さを復活するような山行きを目指していくのである。
どうすれば目標を達成出来るのか、考えろ。今が大切な時期だぞ。
力不足は仕方ないが、練習不足なんて言い訳は絶対にしないのである。

by nao-yamaniiku | 2017-02-06 21:39 | 100マイルレース | Comments(0)
挑戦状
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来なくていいのに、トレニックワールドから例の100mileの大会要項が届いた。
昨年は、伝説の全員アウトの完走者なし。『やっぱりな』というのが感想だった。

主催者曰く『開催時期、距離、制限時間等を見直したので、完走率は大幅にアップ...』とある。
大幅にアップって、まあ、1%でも大幅になるのか。

開催時期9月初旬から5月下旬。これはいいね。
距離、165.6kmから161km。さほど変わらない。
制限時間、33時間から35時間。これも時間がまだ、ぜんぜん足りない。

コースは、ニューサンピア埼玉おごせをスタート、そして周回。
North Stage距離51km、累積高低差2920mを1周。
South Stage距離55km、累積高低差3025mを2周というもの。

前回との関門時間の比較は、最初の1周は10時間から10時間。変動なし。でも、前回より距離が5kmほど短縮。55.8km→51km。
2周終了は21時間から22時間。大して変わらない。
だいたい、第1回大会のトップ(DNFだけど)のタイムが2周終了で22時間42分である。まだタイムオーバーだよ。

累積標高が9488mから8970mと少なくなったが、自分レベルだと大して変わらない。

もし、100mileに出たら、初めてどこまで行けるかというレースになる。初めからDNFを覚悟の上の参加になる。

今年は病後だったけれど、興味深々でレースを見守っていた。チャレンジした50人余りの選手をリスペクトした。オレもこの中に入りたかった...と思った。

申込期間は、12月1日から翌年の3月31日。
100mileの募集人員は200名。
コースと距離、制限時間からすぐには定員にならないだろう。でも、100mileはこのくらいがいいのかも知れない。これぞ完走狙いというレースである。このレースに比べれば、UTMFは100mile初心者用みたい。

さて、悩ましい...
とりあえず、神宮外苑24時間走を走り切れたら... だろうな。


by nao-yamaniiku | 2016-11-27 21:25 | 100マイルレース | Comments(2)
100マイル全員アウト?
早朝、野山北公園のトレイルを走りながら、トレニックワールドの100マイルレースのアップデートをチェックしていた。
夕方、桂木観音あたりで応援しようと思っていた。
だけど、大会要項に記している110kmのニューサンピアノの関門時間6時に近づいても誰も着かない。
バタバタとリタイアする中、お知り合いのモーリーくんだけが3位以内に入っていた。やきもきしながら『モーリー、早くしろ』なんて叫んでいた。

結局、誰も3週目に入れず全員アウト。あり得ないレースである。サスケみたい...
しかし、なかなかかっこいい。その場に居なかった自分を悔やんだり...

トレニックワールドが100マイルのレースをするというのには、即反応した。
コースがキツイのは分かっていた。だけど制限時間の33時間を見たら『ダメ、無理』と思った。季節的に暑い時期だし。トレニックワールドのコースは、この1/3の距離のレースでもヘロヘロになってしまう。
病後がどうのというより、相当ハードルの高いレースだと思った。

完走率は相当低くなると思っていたが、まさか完走者ゼロとは思わなかった。まさに伝説のレースになった。スタートゲートを越えた50人余りの選手にリスペクトです。

だいたいレースは、タイムか順位狙い。あるいは完走か。でも、このレースは、関門時間に追われながらどこまで行けるかというレースになったよう。日本初じゃないかな。
そういう意味では、来年も開催されるなら闘志が湧くね。

それに比べるとUTMFは楽勝に思えてしまう。来年は、トレニックワールド100マイルのエントリー基準に、UTMFで30時間以内とかなるか(笑)

そうそう、110kmでは、そげんさん優勝。2位をちぎりましたね。そげんさんがもう一周したらどうなったかなあ。



by nao-yamaniiku | 2016-09-04 09:21 | 100マイルレース | Comments(2)
八ヶ岳100マイルは中止だった…
3月20日(木)

昨夜の記事で八ヶ岳100は開催されるのか?なんて言っていたら、どうやらレースは中止のようですね。
オヤビン姫君がFBでも発信しておられた。
残念…だが仕方なし。
やはり100マイルの全コースをサポートするのは難しいのだろう。

今日は、春の雨というには寒い一日だった。
ちょうど一年前のブログ記事は『春になっちゃったよ』だった。
昨年は、この時期、桜が満開になったのだ。
今年はまだ開花宣言さえ出されていない。
2週間ぐらい季節が遅いのかな。


今朝は、筋肉痛もあったけど右腰が痛んだ。
一応、起きて様子を見たけど、結論は『やめた方がいい』ということで二度寝した。
おかげでスッキリした感じ。
三連休の予定は、明日は仕事(ムムム…)、土曜日はハセツネ30kの試走、日曜日は墓参りのためバイクを少し、という感じかな。


日々のトレーニングはこちらで。 naoのジョグノート
by nao-yamaniiku | 2014-03-20 21:47 | 100マイルレース | Comments(6)

by nao
今後の予定
4月
22日(土)ファントレイル名栗23㎞

29日(土)OTK(青梅から鴨沢)65㎞

5月
20日(土)〜21日(日)
トレニックワールド100mile
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