nao山に行く

2016年正月明けにくも膜下出血で生死をさまよう。なんとか生還し山のレースに再チャレンジ目指しています。
カテゴリ:100マイルレース( 24 )
1時間に4628m走る…
トレニックワールド100マイルまで2ヶ月あまりになってしまった。
今月は走り込み月間と称し400㎞を目指すつもりでいた。しかし、10日経っても67㎞ほどしか走っていない。このペースじゃ半分の200㎞も怪しい。でも、前半はいろいろ仕事や生活が立て込んでいて走る時間が取れなかった。
これから先はいつものペースになりそう。でも、この場合、無理矢理400㎞にすることはない。目標は400㎞走ることではない。100マイル対応するために400㎞を目標にしたのである。

明日は予定では豊島区ロゲである。でも、この状況で市街地戦のロゲに参加する時間はない。主催者からすればバカヤローであるがDNSとさせて頂くのである。なので山に行ってくる。大会を止めて山に行くのでそれなりに走らなければならないだろう。でも、まだどこの山に行くかは決めていない。明日の朝、起きたら決める。
とにかく仕事の疲れだかなんだか知らないが、疲れているのだ。

トレニックワールド100マイルの制限時間は35時間。距離は約162㎞だという。したがって1時間当たり4628mが制限時間ギリギリの完走ペースになる。
一見、簡単なように見えるがトレイルレースにおいて1時間に5㎞走るのは大変である。ハセツネを1時間に5㎞ペースで14時間、1時間に6㎞ペースで12時間。
そう考えるとハセツネの2倍以上の距離を1時間に4.628㎞走るのは難しいのである。累積標高も8800mとハセツネの約2倍である。
それと当然、睡魔との戦い。UTMFの場合、制限時間は46時間なので2~3時間寝ても完走出来る。ところが35時間の制限時間だと、自分ごとき走力だと寝ることは出来ない。
さらに3周ごとのぐるりなので、2周目に突入はまだしも3周目をスタート出来る気力があるのか。
まさに自分の目標はここである。とにかく3周目のスタートを切ることである。おそらくどこかの関門にかかるだろうが最後まで進み続けたい。そのために残りの2か月間で体力をつけるのである。そして、忘れている気力も目覚めさせないとね。
by nao-yamaniiku | 2017-03-10 21:51 | 100マイルレース | Comments(0)
100マイルのペース
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3年8ヶ月ぶりの100マイルなので、忘れていることも多い。それに昨年の1年間は空白期間でもあり、なおさらである。

トレニックワールド100マイルの制限時間は35時間。昨日のハセツネ30kの試走は32.7kmで6時間51分だった。
32.7km×5周は163.5km。ハセツネ30k5周が100マイル。
タイムは昨日は約7時間なので、5周でちょうど制限時間の35時間となる。昨日のペースが基本になる。
ちなみに累積標高は1702mなので5周分で8500m。
しかし、ハセツネ30kのコースを5周は考えられない...


100マイルの後半は大幅にペースダウンするので、中間地点の80kmまでは昨日のペース以上に早く走らなければならない。当たり前だけど...

この昨日のペース以上というのが難しい。
でも、なーんとなくペースが分かったかな。やっぱり四半世紀近くも山ランして来た経験がある。問題はそのペースで走れるような身体になっているかどうか。

本来だとこの時期は、スピード養成した方がいいだろう。だけど、年齢的にスピードを上げるのは難しい。せめて走りに、いや登りに力強さが出てくればしめたものだと思う。

次の山ランは、100マイルの入りのペースを考えつつ、力強さを復活するような山行きを目指していくのである。
どうすれば目標を達成出来るのか、考えろ。今が大切な時期だぞ。
力不足は仕方ないが、練習不足なんて言い訳は絶対にしないのである。

by nao-yamaniiku | 2017-02-06 21:39 | 100マイルレース | Comments(0)
挑戦状
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来なくていいのに、トレニックワールドから例の100mileの大会要項が届いた。
昨年は、伝説の全員アウトの完走者なし。『やっぱりな』というのが感想だった。

主催者曰く『開催時期、距離、制限時間等を見直したので、完走率は大幅にアップ...』とある。
大幅にアップって、まあ、1%でも大幅になるのか。

開催時期9月初旬から5月下旬。これはいいね。
距離、165.6kmから161km。さほど変わらない。
制限時間、33時間から35時間。これも時間がまだ、ぜんぜん足りない。

コースは、ニューサンピア埼玉おごせをスタート、そして周回。
North Stage距離51km、累積高低差2920mを1周。
South Stage距離55km、累積高低差3025mを2周というもの。

前回との関門時間の比較は、最初の1周は10時間から10時間。変動なし。でも、前回より距離が5kmほど短縮。55.8km→51km。
2周終了は21時間から22時間。大して変わらない。
だいたい、第1回大会のトップ(DNFだけど)のタイムが2周終了で22時間42分である。まだタイムオーバーだよ。

累積標高が9488mから8970mと少なくなったが、自分レベルだと大して変わらない。

もし、100mileに出たら、初めてどこまで行けるかというレースになる。初めからDNFを覚悟の上の参加になる。

今年は病後だったけれど、興味深々でレースを見守っていた。チャレンジした50人余りの選手をリスペクトした。オレもこの中に入りたかった...と思った。

申込期間は、12月1日から翌年の3月31日。
100mileの募集人員は200名。
コースと距離、制限時間からすぐには定員にならないだろう。でも、100mileはこのくらいがいいのかも知れない。これぞ完走狙いというレースである。このレースに比べれば、UTMFは100mile初心者用みたい。

さて、悩ましい...
とりあえず、神宮外苑24時間走を走り切れたら... だろうな。


by nao-yamaniiku | 2016-11-27 21:25 | 100マイルレース | Comments(2)
100マイル全員アウト?
早朝、野山北公園のトレイルを走りながら、トレニックワールドの100マイルレースのアップデートをチェックしていた。
夕方、桂木観音あたりで応援しようと思っていた。
だけど、大会要項に記している110kmのニューサンピアノの関門時間6時に近づいても誰も着かない。
バタバタとリタイアする中、お知り合いのモーリーくんだけが3位以内に入っていた。やきもきしながら『モーリー、早くしろ』なんて叫んでいた。

結局、誰も3週目に入れず全員アウト。あり得ないレースである。サスケみたい...
しかし、なかなかかっこいい。その場に居なかった自分を悔やんだり...

トレニックワールドが100マイルのレースをするというのには、即反応した。
コースがキツイのは分かっていた。だけど制限時間の33時間を見たら『ダメ、無理』と思った。季節的に暑い時期だし。トレニックワールドのコースは、この1/3の距離のレースでもヘロヘロになってしまう。
病後がどうのというより、相当ハードルの高いレースだと思った。

完走率は相当低くなると思っていたが、まさか完走者ゼロとは思わなかった。まさに伝説のレースになった。スタートゲートを越えた50人余りの選手にリスペクトです。

だいたいレースは、タイムか順位狙い。あるいは完走か。でも、このレースは、関門時間に追われながらどこまで行けるかというレースになったよう。日本初じゃないかな。
そういう意味では、来年も開催されるなら闘志が湧くね。

それに比べるとUTMFは楽勝に思えてしまう。来年は、トレニックワールド100マイルのエントリー基準に、UTMFで30時間以内とかなるか(笑)

そうそう、110kmでは、そげんさん優勝。2位をちぎりましたね。そげんさんがもう一周したらどうなったかなあ。



by nao-yamaniiku | 2016-09-04 09:21 | 100マイルレース | Comments(2)
八ヶ岳100マイルは中止だった…
3月20日(木)

昨夜の記事で八ヶ岳100は開催されるのか?なんて言っていたら、どうやらレースは中止のようですね。
オヤビン姫君がFBでも発信しておられた。
残念…だが仕方なし。
やはり100マイルの全コースをサポートするのは難しいのだろう。

今日は、春の雨というには寒い一日だった。
ちょうど一年前のブログ記事は『春になっちゃったよ』だった。
昨年は、この時期、桜が満開になったのだ。
今年はまだ開花宣言さえ出されていない。
2週間ぐらい季節が遅いのかな。


今朝は、筋肉痛もあったけど右腰が痛んだ。
一応、起きて様子を見たけど、結論は『やめた方がいい』ということで二度寝した。
おかげでスッキリした感じ。
三連休の予定は、明日は仕事(ムムム…)、土曜日はハセツネ30kの試走、日曜日は墓参りのためバイクを少し、という感じかな。


日々のトレーニングはこちらで。 naoのジョグノート
by nao-yamaniiku | 2014-03-20 21:47 | 100マイルレース | Comments(6)
八ヶ岳100マイルのラップ
9月27日(金)

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北岳はいつ行けるのだろう。
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今日は、軽~く山梨へ行った。
(仕事だけど)
とても登山日よりの一日だった。
いつの間にか、八ヶ岳の詳細なリザルトが掲載されていた。

結果は、すでに承知の通り、29時間58分36秒で77位。
関門ごとのタイムと順位も出ていた。

スタート~第1関門10時間56分1秒(区間206位)遅せえなあ…
第1関門~第2関門5時間37分49秒(区間106位)少し挽回か
第2関門~第3関門10時間57分4秒(区間54位)ペースが上がって来たぞ
第3関門~フィニッシュ2時間27分42秒(区間23位)がんばった!

という感じ。
昨年と同じパターン。
もう少し第1関門までなんとかならんのかな。


さらに年代別を見ると、なんと50代2位は29時間32分43秒だって。
自分は年代別で7位だけど、50代2位の方を筆頭に6位までは、全体順位、64位、65位、66位、67位、68位と見事に並んでいる。
なんだあ、2位と30分しか違わないのか。(ちなみに50代1位は27時間40分とブッチギリ)
せめて50代のバトルに参加したかったなあ。
残念無念…
まあ、タラレバは負け犬の遠吠えになるので言わないでおこう。


完走率は第1回が27%、今回が34%ほど。
制限時間は厳しい。
第1関門まで制限時間は13時間。
自分も2時間しか余裕がなかった。
いつもは、関門を気にしないけど、今回は第1関門の制限時間を少し気にしたよ。
その後の第2関門までの制限時間は、19時間なので、第1関門をギリギリで通過した選手は、6時間しかない。
自分も第1関門から第2関門まで5時間37分かかっているので、第1関門をギリギリ通過だと第2関門で引っかかる可能性は大きい。

ある程度の走力はないと完走は難しいけど、やはり気持ちの問題が大きいかな。
昨年完走した人は、おそらく大部分が今年も完走したとのではないかな。
という自分も第1関門までは、リタイアを決めていたけどね。
あまり偉そうなことは言えんわい。

しかし、面倒なのはまぐれで2年連続完走してしまったので、来年も出走する義務があるかな、なんて。
でも、来年は他のことに注力したいのでどうするか?
中途半端な気持ちで完走は難しい。
まあ、来年のことだから、しばらくは忘れていよう。


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naoのジョグノート
by nao-yamaniiku | 2013-09-27 20:44 | 100マイルレース | Comments(0)
八ヶ岳スーパートレイル100マイルレース(フィニッシュ)
9月12日(木)
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第3関門の白樺湖に着くと同時に雨が強くなった。
なんと、このエイドにはみそ汁があった。
スルーしようと思っていたけど、ありがたい。
ひと汁頂き最後の難関、八子ヶ峰(1833m)の登りへ。
フィニッシュまで、あと10キロちょっとだ。

ロードの急坂を登る。
スタートでは、ここは走ったっけ。
こんなとこ、走っているから序盤に撃沈するんだよ。

トレイルになると、期待通り?グチャグチャ。
滑って登るのもたいへん。
しかも、150㎞走って来てからだからね。
雨も強い、裸ん坊の山なので風もある。
雨と風のセット。
この地点が一番寒く感じたよ。
下りはツルツルだろうから、けが防止でグローブをはめる。
でも、疲れているからか、なかなか手に入らない。

ピークあたりで2人と一緒になる。
「どうぞどうぞ」と3人で譲り合い。
結局、最後から行くが、一番最初にコケル。
両膝が真っ黒。
続いて尻セーブ。
お尻とトレント君が真っ黒。
当然、シューズやソックスは元の色が何色かわからない状態。

まったく、キレイな身体でフィニッシュしたかったけど、台無しだよ。
途中、スタッフの人に「足が完全に死んでる状態で、この下りは地獄だよ」のようなことを言ったら、
「OSJですから」だって…
そう、愚問だよね。
これが、このレースだもんね。

下りは滑る滑る。
足の押さえが利かないから苦労する。

なんとかアスファルトに到着。
そして、さらに大雨になった。
ガーミンを見ると「29:42」と表示。
「?…」
「ん?30時間切れるのか?」

昨年のUTMF(ハリ天狗師の36時間切りに付き合わされた)と八ヶ岳(ブログで29時間アンダーと宣言)と同じ状況。
アスファルトの下りを猛然とダッシュ。
息が上がるぜ。
どうしていつもこーなっちゃうんだろう。
100マイルのゴールは、喜びをかみしめてゆっくり笑顔でゴールしたいのに…
29:52の表示の時、「あと800m」との声。
ええー!そんなにあんの、もう、必死。
ゴールまでの登りも、コースが変わったが全力で登る。
ようやくフィニッシュゲートが見えた。

長い長い100マイルレースを最後は全力で駆け抜けた。
29時間58分36秒。
総合77位。

マイガーミンの計測では、
距離は165.4km。
累積標高は5677m。
心拍数のAV133。
消費カロリーは9990kcal

昨年より、ちょうど1時間タイムが遅かったけど順位は3つ上がった。
やはりコースは厳しかったのだろう。

100マイルの間、見知らぬいろいろな方と、励まし、情報交換し共にゴールを目指した。
特に、今回は「去年のリベンジ」という方が多かった。
みなさん、無事にゴールできたのだろうか。
そして、天女山までの苦しい時に「naoさんがんばれ」、大河原峠でも「naoさん、ブログみてるよ、今年も完走だね」と何人かの方々にお声掛け頂いた。
共に戦った選手の皆さまありがとうございました。

そして、エイドや道案内のスタッフの皆さま、どの方々もお優しく、かつユニークな方々で癒されました。
いろいろな場所での地元の皆さまの応援も大きな励みになりました。
主催者のOSJのみなさま、今年も厳しい舞台を用意して頂いてありがとうございます。
完走率も34%ほどと聞いています。
どうか、安全には十分対処して、このレベルだけは維持してください。
敷居を下げてユルくしないでください。
いつの日か、「八ヶ岳」の完走者が真の100マイラーと呼ばれるような大会になるよう応援しております。


<レース後>
ゴール直後、新潟のNAO女史と再会。
100㎞で入賞とのこと、おめでとう。
そのまますぐに、クルマで帰り、渋滞もあったが17時ごろ自宅着。
しかし、家には誰も居ず。
寂しくレースのおかたづけをしたのさ。



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naoのジョグノート
by nao-yamaniiku | 2013-09-12 20:16 | 100マイルレース | Comments(10)
八ヶ岳スーパートレイル100マイルレース(第3関門まで)
9月11日(水)

豪雨の中、第1関門を後にする。
川のように雨が流れるロードを下る。
こりゃ、いいや。
しばらくすると左に折れ、石がゴロゴロしているトレイルに入る。
ここもグチャグチャ。
登山道が川になっている。

何人かの選手が戻ってくる。
この大雨では、先に行くのは無理だと言う。
「そっかな?」
自分は、この大雨でモチベーションアップ。
ひょいひょい石から石へ飛んで行く。
でも、待て待てここはセーブ、まだ先は長いぞ。
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そして、八ヶ岳林道へ入る。
少し雨は小降りになる。
この林道はゆるい登り。
野辺山ウルトラならば、みんな走っているところ。
でも、もうオレらレベルでは走り続けられない。
80歩走って50歩く、いつもの作戦。
無理はしないけど、走りを入れる。

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チーム「元気外人」のコリン・ヤーカー氏と。
60歳を過ぎてますます元気だ。
オレもこういう元気外人になりたい?

この林道の途中で日が暮れてライト点灯。
昨年同様、ほとんどヘッドライトだけで行くつもり。
一応、ハンドライトはズートのパンツのポッケに入れておく。
第1関門から18㎞先の第6エイドまでは長い。
ずっと同じような道が続く。
精神的に辛いところ。

80㎞地点を通過。
ようやく半分経過、ここまでいろいろあった、もうヘロヘロだよ。
この先の80㎞は何が待ち構えているのだろう。

エイドは81㎞なのであと少しと思っていた。
しかし、行けども行けどもエイドは現れない。
なんだよ、ないのかよ…
追いついた選手と文句を言い始めると、前方に明かりが。
結局、ガーミン計測で3㎞ほど先にあった。
一緒にエイドに入った人が「81㎞じゃないよ」と言ったら、「OSJですから」。
八ヶ岳の場合、すべて「OSJですから」で納得してしまう。
水も当初は2リットル必須のようなことを言っていたが、昨日の競技説明会では1リットルもあればいいです、なんて。
競技説明会に参加してない選手は2リットル持って行ったろう。

どこも同じような簡易なエイドなので何があったか忘れたが、水だけは補充したと思う。
簡易といっても昨年よりはずっといい。
八ヶ岳に比べればUTMFのエイドは、レストランとホテルだね。
八ヶ岳では、休むところもない。
しかも、今日は雨なので地面に座り込むのも…
昨年同様、水以外はあまりあてにしてなかったけどね。
まっ、持論として、100マイルはこのぐらいの方がいい。

さて、あと13㎞ほど行けば96㎞地点の第2関門の松原湖だ。
ここには、デジットバックがある。
そろそろ持ってきた食料も尽きかけてきた。
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ここでガーミンの充電を開始。
デポジットに充電器を預ける作戦。
しばらくアスファルトの下りそして登りが続く。
昨年は、ここでハイドレが凍結し始めたところだ。
今年は雨模様だけど気温的には快適。
イメージとしては、10月のハセツネと同じような気候かなと思っていたが、だいたいそんなものかな。
時折、激しく雨が降らなければレインウェアは要らないと思う。

5~6㎞進んだところで、トレイルを松原湖まで下る。
ここは、新コース。
トレイルの下りなのでハンドライトも点ける。
競技説明会では、いい下りのトレイルと言っていた。
たしかにそうだけど、90㎞走って来てからの下りは辛いよ。
キツかったが第1関門から第2関門までは抜かれることはなかった。
他の選手もみんなダメージが大きいのだろう。
不思議だよなあ、天女山まではあんなにダメだったのに…
ようやく民家のあるところに出て、しばらくすると第2関門に到着した。
ここまで16時間33分かかる。
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ここは、唯一建物の中に入って休める場所がある。
デポジットを受け取って雨に濡れない軒下で荷物を取り出す。
先に行くつもりだし寒くはないので、建物内には入らない。
ゼリー、オレンジジュース、眠気覚ましを飲む。
ここは、唯一エイドが充実していた。
豚汁2杯、おにぎり、バナナを頂く。
お腹は満腹、満足じゃ。
グローブをザックに入れる。

第2関門には、さほど留まらず出発する。
すぐ先のトイレに寄る。
去年もこのトイレを利用したっけ。
ここからは、単調なロードの登り。
ここは、走らず、ずっと歩き。
前後には誰もいない。
あまりにも単調過ぎて眠くなって来る。
時刻は22時過ぎ。
ここでは、まだ眠くはなりたくない。

まるでひとりでレースしているようなほど、本当に誰にも会わない。
道があっているか不安になるが、ところどころでカラーコーン、矢印などがあるので大丈夫。
ようやく平坦になりトンネルがある。
ここでようやく2名の選手に追いつく。
お互い「寂しいですねぇ」と。
なにせクルマもほとんど通らない。
ここからスローだけど走る。
先の八千穂レイクは昨年エイドがあったけど、今年は通らず。
非常に面白くないロードを、一人でひたすら走り続ける。
第2関門から17㎞先の第7エイドまで遠い。
エイドに近づきだすと不思議と人が多くなる。
多いといっても4~5人だけど。
エイド到着、「107人目」とスタッフに言われる。
そうか、でも、きっと後ろはあまりいないぞ。
あまりの選手の少なさに完走率は低いと思った。
時刻は0時過ぎ、ここでヘッドライトの電池交換をした。

ここから19㎞先の、2090mの大河原峠までは林道が続く。
113㎞の距離を踏んできたけど、まだ身体は動きそうだ。
下り基調の林道をしばらく走る。
ここまでは、まあまあなペース。
大河原峠への登りもこの分なら元気よく登れそう…
下りが終わって、左に回り込んで登り開始。

すると、いきなり睡魔が襲ってきた。
「こりゃ、眠い」
水を飲んでみたり、SAVASを摂ってみたり。
でも、効果なし。
まいった、一気にペースが落ちた。
右へ左へ蛇行。

昨年、岩から飛んだ川になっている場所に来た。
今年は、雨でさらに増水。
今年は、石が凍っていないので石を伝って渡る。
この時だけ目が覚める。

天女山までも辛かったけど、ここもたいへんだった。
座り込みたいが、根性でガマン。
座って寝たってこのぐらいの雨じゃ平気だけど、少しでもタイムを良くしたいという欲がある。
膝座に両手を当てて目をつぶるとふらつく。
こんな繰り返し。

幸いなことに、同じ目に合っている赤のレインウェアの人と前後。
お互い「眠い眠い」の繰り返し。
彼とは大河原峠手前までほぼ同じペースだった。
こんなフラフラ状態だから、たまに抜かれ始める。
まあ、仕方なし。
曲がらずまっすぐ行って溝に落ちたり、転んだり。
第7エイドから4時間4分もかかったけど、ずっと眠さとの戦いだった。

ようやく5時過ぎになり明るくなり始めた。
ヘッドライトも消灯。
長かった夜のパートも終了した。
明るくなると、これまた不思議、目が覚めるんだよなあ。
訳が分からん。
一気に元気になる。
そうすると走れるようになる。
やったぜ。

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2090mの第7エイド大河原峠、132㎞地点。
ここは、テントにストーブがあって暖が取れるらしい。
が、今のオイラにはそんなもの不要。
水を補給して、さっさとスタート。
ここからはずっと下りだ。

大河原峠から第3関門の白樺湖までの17㎞は絶好調。
抜かれることはなく、大河原峠で抜かれた分プラスアルファで抜きまくり。
やるじゃん、オレ。
でも、悲しいかな大河原峠まで24時間28分もかかってしまったので、タイム的には30時間オーバー確実。
でも、いいや、全力でゴールしてやる。
なんとか今年も100マイルレースを完走できそうだ。
第3関門の白樺湖に到着。
タイムは27時間30分。

フィニッシュ編に続



日々のトレーニングはこちらで。
naoのジョグノート
by nao-yamaniiku | 2013-09-11 21:53 | 100マイルレース | Comments(0)
八ヶ岳スーパートレイル100マイルレース2013(第1関門まで)
9月10日(月)

9月6日(金)自宅を10時半過ぎに茅野に向けて出発。
途中、中央高速の事故渋滞もあり、(去年も事故渋滞があったっけ)受付場所の茅野市市民体育館に着いたのは15時前だった。
平日なので仕事の電話が多い…がっかりだよ。
自分以外は関係ないからね。
渋滞している時、電話してたら追突事故の現場で、警察官の一人が自分に気づき、大きな身振りで×のサイン。
危ねぇ…キップ切られるところだったぜ。

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曇り空だったけどこの日は八ヶ岳を目に出来た。

競技説明を途中から聞き、アクアランド茅野で地元のおじいさん達のに交じって(オイラもか…)ひと風呂浴びて、明るいうちにレースの準備をする。
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ザックの背面はいろいろ取り付けるのがたいへんなのだ。

ゴール地点の茅野湖プール平に着いたのは19時半。
マイ枕を持参したが、やはり寝付けず…
う~ん、ビールでも飲んで、とにかく寝るべきだった。
ようやく0時近くになりウツラウツラしたけど、2時前には目が覚めてしまう。

3時10分にスタート地点の白樺湖行きのシャトルバスに乗る。
用意していた弁当を食べてスタートを待つ。
まだ、あたりは暗い。

<レースウェア>
上から…
・アシックスのきゃつぷ
・フラッドラッシュパワースキン
・TREKNAOユニフォーム
・アームカバー
・ユニクロアンダーパンツ
・ズートパンツ
・X-ソックス
・スキンズソックス
・アディゼロXT3

<水・行動食>
・ハイドレーション水1リットル
・ボトル500ml水+SAVAS×2本
・ワンセコンド(グリコ)2本
・SAVAS5本
・アミノバイタル1本
・パン2個

<デポジットでの食料>
・パワージェル2本
・SAVAS2本
・ワンセコンド2本
・アミノバイタル1本
・ベスパプロ1本
・普通のジェル
・眠気覚ましドリンク
・オレンジジュース500m

なんとなく気持ちが入らないままスタート時間が迫る。
shirubeさんと昨年に続きお会いする。
来週も雁坂があるのにバケモノですな。
八ヶ岳に出る人たちはそんな方々ばかりみたい。
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まだ暗いうちの朝5時スタート。
天気は曇り、夕方から雨とのこと、どこで降られるのかな。
今回は、スタート後すぐに八子ケ峰(1833m)の登りがある。
まだ、ゆるい登りはみんな走る。
本当はここでは走りたくないけど、ついつい周りのつられてしまう。
心拍数を見ると160だって。
実によろしくない。

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トレイルを上り始めるとtsuneさんとぐらさんが追いついてくる。
ここは、ついて行かず、というかついて行けず…
登りきって、少し平坦地を走り、下りへ。
下りは完全にハセツネペース。
シングルトレイルなので、ゆっくり走れず。
これは、やばい。
もっと、後ろからスタートすれば良かったか。
下りなのに心拍数は160近くある。
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やがてロードに出て、ペースを安定させようとするが心拍数は高いまま。
去年とまったく同じパターン…
もう、すでに魔のパターにはまっていたのだ。
第3エイド(29㎞)の自然文化園までは、ゆるい登り下りの連続。
ここは、抜かされるばかり。
まったく、みんな速いよ。
やがてDGGさん(略してすみません)が追いついてきた。
やべぇじゃん、速すぎるのか…オレ。
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第4エイド八ヶ岳歴史館(43㎞)までは、ところどころ信玄が信濃攻略のために駆け抜けた信玄棒道を行く。
もう、すでにこの辺でキツクなって来る。
信玄隊に入隊していたら置いてきぼりだよ。
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今回、エイド用に用意したのは、100円ショップ、C店で購入した500mlのボトル、105円。
ハイドレに水を補給できる場所は4ヶ所なので、500mlは補給できる。
でも、終盤の大河原峠からの下りで落としてひびが入ってしまった。
いいけど、耐久性に問題ありか、というかあそこで落とすなよな、だよ。
でも、レース全般で重宝しました。

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第4エイドで、座り込んで休憩。
パンを食べていると、HALさんに声をかけられる。
ハチに頭を刺されたとのこと、痛そう…

さて、ここからは問題の個所。
昨年は、ここから天女山までで大撃沈、「リタイアだ」なんて思ったところ。
観音平までの登りは、今回はトレイルを行く。
登り初めて胸がむせてくる。
いきなりリバース。
せっかくエイドで摂ったものをぜ~んぶ出しちゃったよ。
もうダメダメ状態になりつつある。
こんな時のために、トレイルランナー必携の「ガスター10」を投入。

すぐにHALさんが快調なペースで追いついてくる。
「そうそうお孫さんおめでとうございます」と言われ、何か言葉を返したが忘れてしまった。
余裕ナシ。
やっとの思いで、アスファルトに出る。
グレゴリーの施設エイドでコーラを頂くき、また登りのトレイルへ。
ここからは急坂。
すぐに2回目のリバース。
あ~あ、ガスター10も意味なし。
しばらくは我慢だな。
だけど、すでにこの時点で完走の気力はなくなった。

観音平に到着。
ここから本来ならリベンジするところだけど、昨年と全く同じ状況。
そのためにエントリーしたのに…
見事な返り討ち。
28時間アンダーどころか、この調子だと完走さえ危うい。

平地、下りさえ走れない。
選手間はバラけているのが救いかな。
あまり後ろを気にしなくて済む。
抜かされるばかりだからね。

昨日の競技説明会でデポジットがゴール地点に戻るのが午前3時ぐらいとか言っていた。
第1関門でリタイアすれば、ゴール地点に搬送されるのが18時過ぎかなあ。
明日の日曜日は自宅でゆっくり出来そうだ。
よし、やめた。
もう、レースにも出ないよ、出てもどうせだめだし、レースも引退。
ブログだって、余計なこと書いているから変な使命感があるんじゃん、もうやめよ。
昨年は、天女山でkurisukeさんとsasashinさんに背中を押されたけど、今年はいないし。
なんてブツブツ言いながら歩いていた。
c0206177_8451073.jpg

去年、撃沈して座り込んだ同じ場所でまた今年も同じ。

だけど、ハリ天狗師やkojiken氏などは、撃沈しても最後までゴールまでたどり着くよなあ。
今年のUTMBの奥宮選手も40時間以上かけてゴールしたし…
まっ、いいの、オレはオレ、弱くていいんだ。

とにかく第一関門まで行ってレースを終えたいが、そのためには進まなければならない。
時々、両手に膝をついて下を向いてあえぐ。
昨年の第1関門まで54㎞だったけど、今年は63㎞と距離延びている。
気がつけば、胃の調子は良くなっている。
もう一粒、ガスター10を飲んでおく。

ガーミンで計った54㎞地点は8時間20分で到着。
昨年の第1関門の54㎞は8時間43分。
昨年よりタイムはいいみたいだけど…

ショボショボ歩いて行くうちに第5エイドの天女山近づいて来る。
少しずつ他の選手も疲れからか、ペースが落ちて来ている。
まあ、さんざん抜かされたので、同じような実力の人たちに交わったのかな。
リバースした食事を補給するため、SAVASとワンセコンドを飲む。
天女山に着くころには、すっかり周りのペースに合わせられるようになる。

第4エイド八ヶ岳歴史館(43㎞)から第5エイド天女山エイド(56㎞)まで4時間1分もかかってしまう。
座り込んでパンを食べる。
すると雨が降ってくる。
時刻は14時半ほど。
すでにあたりは薄暗い。
休んでいた選手は、レインウェアを着込んでいる。
リタイアするくせに、ずうずうしくコーラを頂いて、水を補給。

なぜか少し元気になったような気がする。
雨も降っていたので、長く留まらず先へ行く。
雨宿りするような場所もないし。
下りを軽くジョグ。
お~っ、走れるじゃん。

「もうおしまい」なんて思っていたけど、そんなに簡単にやめていいのか?
顔に雨粒が当たる。
選手はバラけているけど、みんなレインウェアを着ている。
自分は雨に当たって、気持ちいいのでそのまま。
今日、止めたら本当に負け犬になるぞ。
まだ、走れるし歩ける。
限界なんてそんなに簡単になるわけない。
行けるところまで行って、そこで倒れてやる。
まだここで負けるわけにはいかねぇ。

どうやら今回は、雨が自分を奮い立たせてくれたよう。
いつものようにヘンなの?
第一関門までは、本当は八ヶ岳の草原の間を行くが、どうやらハチの大群でコース変更があったよう。
ひたすら雨のロードを行く。
c0206177_1135494.jpg

前後にあまり選手がいなくなった。

ロードの登りで歩きながら、この後のゴールまでのイメージを考える。
ここからまだ100㎞以上もある。
疲れている、これは当たり前。
睡眠不足で眠い、これも仕方ない。
第3関門からの八ヶ岳林道を走れたらしめたものだが…

美しの森山へのロードの登りで、いよいよ雨が強くなる。
第1関門から折り返してくる選手と挨拶しながら進む。
10時間56分もかけてようやく63㎞地点の第1関門へ到着した。

まずは、トレントを着る。
とここで物凄い豪雨になった。
関門なのにテントが3張ほどあるだけで、ここでリタイアして収容車を待つのも辛いだろう。
ましてこの大雨だし。
c0206177_1151625.jpg

先に行くしかないな。

とここで続き…)



日々のトレーニングはこちらで。
naoのジョグノート
by nao-yamaniiku | 2013-09-10 07:03 | 100マイルレース | Comments(0)
八ヶ岳スーパートレイル100マイルレース、とりあえず完走
9月8日(日)

先ほど、帰って来た。

結果

29時間58分36秒
総合77位

昨年と同じく、観音平~天女山間でまったく力が出なかった…
第一関門で、リタイアする気でいたけど…

昨年よりコースは厳しかった。
そして、予想通り15時半から雨になり、時折強く降っていた。
完走率は、昨年同様低いのではないかな。

詳しいレポは後日。

日々のトレーニングはこちらで。
naoのジョグノート
by nao-yamaniiku | 2013-09-08 17:46 | 100マイルレース | Comments(12)

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