nao山に行く

2016年正月明けにくも膜下出血で生死をさまよう。なんとか生還し山のレースに再チャレンジ目指しています。
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2017年5月のこと
5月の走行距離は、ラン86.4km、山168.9km、
合計255.3km。
バイク90.7km。

練習日は16日だけ。5/8(月)〜5/13(土)の6日間連続で練習なしだった。仕事が忙しくて練習時間が取れなかったのだ。翌週に目標レースの彩の国が控えていたので、『いいかな』と思ったが、身体は休めたけれど、足が鈍ったかも知れない。

彩の国100マイルは、想像以上にダメだった。2周で22時間でとにかく3週目突入の目標だったが、2周で25時間以上かかってしまった。
がっかりだけど、現実を受け止めて対応しなくてはならない。
レース中、レース直後は、来年は100kmにしょうと思った。でも、実力はないけれど『今のところ』100マイルに挑戦し続けようと思っている。

これから低山も暑くなり、条件が悪くなるだろうけれど、短い時間・距離でもキツイところでトレーニングしたいと思う。
引き続き走行距離は気にしないこと。


インバウンドの頃は、遠くに泊まるしかなかった。風邪で辛い中、神戸のカプセルホテルでこじらせたこともあった。
しかし、今回は違う。
大阪駅のほぼ真上のホテルでの宿泊であった。しかも『シングルは満室なのでファミリールームでよろしいでしょうか』だってさ。もちろんシングル料金なのだ。たまにあるけどね。
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この場合、寝付けないのが小市民である。風呂と便所が別で、窓が2つあるホテルなんて久しぶりだったよ。

ところが、あまりにも立地が良過ぎた。逆に言うとランナーとしての立地は悪い。早朝から通勤客、酔客?がいる。50歳後半のオヤジがランパン、ティシャツ、足袋(MUTEKI)で走るのは憚られた。
やはり、ちょっと駅から離れた方が都合がいい。

それでも、今日は梅田近くの初めましての企業に2社行くので、事前に場所を確認して来た。のんびり探す時間がないスケジュールなのは、毎度のことである。
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最後は奈良で締めた。

さて、まだ新幹線で遅くなりそうだけど、明日は絶対走るのだ。

by nao-yamaniiku | 2017-05-31 20:30 | 今月の考察 | Comments(0)
ランナーの観光
平成の大修理もだいぶ進んだようなので、日光東照宮に見学へ行った。
日光東照宮は、おそらく日本史上最高の勝利者であろう徳川家康を祀っている。新入社員時代に山岡荘八氏の『徳川家康全26巻』を、一年近くかけて読んだのが思い出だなあ。おかげで、おじさん達が好きな戦国時代が時系列に分かるようになった。
国宝多数で世界遺産にもなっている。
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陽明門が綺麗になっていた。
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いつ見ても『何じゃこれは』と思う。芸術作品に大小は関係ないが... 大きくなれば(歳を経れば...)良さが分かると思っていたが、未だに分からん?
でも、これらも修復されていた。

伊勢神宮や出雲大社は、その場所に立つと『これは...』と思える凛とした尊厳さがあるが、日光東照宮は、まだ人間的な豪華さを感じる。と思うようになったのは、経験を経たからか...
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墓所の前に立つと、三河の人質から、400年以上も後々もみんな知ってる人物になった家康公に感服する。

ぐるり周るとなんだかんだ3時間以上が経ってしまう。日曜日だったけど、いつもの休日より空いていたようである。

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華厳の滝に寄る定番コース。標準的日本人だからね。
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それより中禅寺湖から見える男体山が気になるのがランナーである。

ここは、まだトレイルランを始めたばかりの20数年前に登ったことがある。
1990年代は100名山を目指している登山者が多く、自分も『なんちゃって100名山』を目標にしていた。

まだ初心者マークのランナーだったが、バスで中禅寺湖までというのは考えなかった。中禅寺湖に着いた時、すでに足は終わっていた。
秋の日が暮れてヘロヘロで下山。大渋滞の暗くなったいろは坂を、ライトも点けずに(持ってなかった)車の脇を東武日光駅まで走った思い出がある。
天気は良かったが、男体山の登山中や頂上の景色は覚えていない。ただ数珠繋ぎのクルマと腹が減っていたのを思い出す。ライトも持たず登山者としては失格だった。
後に亡き下嶋渓氏のランニング登山を読んで、彼も同じようなことをした記事があり、苦笑いであった。

今ならもう少し走れそうな気がする。思わず西武立川駅から東武日光駅までを検索してしまうのである。
ランナーの観光は周囲の山が気になるものである。
by nao-yamaniiku | 2017-05-30 21:05 | 最近のこと | Comments(0)
KINEYA MUTEKI
今は昔。アベベ・ビキラが1960年9月のローマオリンピックのマラソンで金メダルを取った時は『はだし』だった。後から聞くとシューズが壊れていたからということらしいが… その時のタイムは2時間15分台だという。われわれ一般人にとってみれば、今でも驚異的なタイムである。
人間の原点は裸足である。

1960年といえば、naoさんは生まれたばかりである。0歳。自分の時代に入っているのである。

2010年ごろから?あまり記憶にないが、フォアフット・ベアフットと足裏の前の方での着地が勧められるようになった。自分が走り始めた四半世紀前は「かかとから着地して足裏を回転して前で蹴る」というのが一般的だった。だけどトライアスロンの世界では、足裏全体で着地してペタペタ走りというのを勧めていた人もいたなあ。
でも、たいがいの人はかかと着地を小さい頃から慣れ親しんで来た。もちろんnaoさんもかかと着地だった。当然、山の下りでもかかとからである。そのせいかどうか下りは苦手だった。

でも、いつの間にかトレイルランで、下りはつま先着地というのが当たり前になって来た。年も年だしこの癖を直すのは結構時間がかかった。どうしてもかかと着地が楽だった。だけど、足先着地をマスターしてから下りが速くなり、かつ楽になった。
今では、ロードも山もなんとなくベアフット着地になっていると思う。たぶん...
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MUTEKI=無敵、何やら強そうな商品名で、名前からはランニング用の足袋だとは思えない。
あの池井戸潤の『陸王』のモデルらしいが、そうなのかなあ。でも、たくさんビジネスネタはあるはずなのに、この手の題材を選んで書いたのが不思議に思った。池井戸潤てランナーなの?しかも相当、コアなランナーか?と思わせるような本の内容だった。

MUTEKIを買ったのは年末だったかなあ。夜中にググって見つけた。サイズも『まあ、いいや』でいつもの26.5cmにした。値段は5000円以内だったと思う。手に入りやすい安さというのが、最大のポイントである。
シューズは履いて確かめてから買う、という約束を破ってしまったのである。

以前、ワラーチを作って履いていたけれど、走る前にヒモを結んだり、走ってる最中に緩んだり。ちょっとでも面倒くさいのがダメなオレ様は、自然と遠のいてしまった。それでも素足感はなかなかいいもので、本来の走り、歩きだと思っていた。

似たようなので、ビブラムファイブフィンガーズがある。一時狭い世界でブームになったが、今はメーカーも手を引いているよう。見た目の割に高いからなあ。万円札は飛んでいく。以前、割引していたスポーツ店で試し履きしたが、その時は、ワラーチに比べどうも裸足感がなかった。当たり前か。
ワラーチに似たようなのを探していた中では、足袋をいくつか履いてみて、なかなかいいと思っていた。

シューズより安いし、足袋を履いてみたかったので買ってみた。でも、年末年始の忙しさですっかり忘れてしまっていた。まあ、いつものことである。他にも何か買って忘れているかも知れない。
OTKの前に『これ、いらないの〜?』という声に『おおっ、お前、いたか...』
折りたたむと小さくなるので、女性陣のブーツの裏に隠れていたようである。でも、何でそんなとこにいるんだよ?誰かが意図的に隠したとしか思えない...

まあ、犯人捜しはいいとして、さっそく履いてみた。
ワラーチにボディをつけてる感じ。最初に気になったのは、左の親指との間が当たること。五本指ソックスで履いたが裸足の方が良さそう。

5月に入って、早朝ランで使うようになった。
気になった左の親指の当たりも気にならなくなった。ペタペタとダイレクト感があるのはワラーチと同じ。いいところは簡単に履けて、ヒモが解けることがないことである。手軽なのが一番いい。でも、付いているヒモが長すぎるかな。一応、ウンチや痰などを踏むのは気をつけよう。これはワラーチと同じ。裸足で踏む感があるからね。
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思いっきりスピードを出すのは、まだ憚れるがキロ5分ぐらいなら大丈夫である。シューズと違うのは、どこで着地しているのかが、はっきり分かることである。自然とラクに着地出来るような足つきになる。
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アウトソールは、こんな感じ。

いろいろうんちくは苦手。とにかく裸足感が気持ちいいのである。
今のところソックスを履いていない。これも手軽だよね。
寒くなったらおしまいになりそうだけど、暖かいうちのいまは平日ランで使い続けてみるよ。

どのくらいのロング走が出来るのかなあ?
製品自体どのくらい持つのかなあ?
山はどうかなあ?
いろいろ『?』がつくのである。

by nao-yamaniiku | 2017-05-29 21:06 | ランニンググッズ | Comments(4)
奥多摩駅〜武蔵五日市駅
拝島駅7時31分発の奥多摩ホリデー号は、さながら登山列車のようである。
ぐるりと登山者達を眺めると羨ましい。自分のようにセコセコ山行きでなく、ゆったりとした登山なんだろうなあ。明らかに宿泊と思われるグループ、ソロの方もいる。この場合、ランナーは、ザックのように小さく目立たなくしなければならないのである。
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橋を渡ってスタート。時刻は8時35分。
と言っても急登が続くので歩き。ペースをどうしょうかなあ?と思っていたが、それなりのゼーハーで行けそう。でも、出だしはフクラハギや腿が重たい。まだ、先週のレースの疲労があるのか。こういうのがロードランでは分からないな。
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心折れる長い急な階段を上がり、さらに登りが続く。鋸山までひたすら登るのである。
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9時半ぐらいの景色だけど、今日はこの時間帯が一番良かったかも。グッドなビューである。
30分過ぎたら、なんか調子が出て来た。グイグイ行ける。気候がいいからなのかなあ。先週、こんな感じだったら良かったのに。まったく...
鋸山(1107m)まで1時間7分。まあまあ。
ここまで登山者に17人追いついた。ランナーは1人。脳トレで数えていたのである。

大岳山まで行く。ここからはハセツネのコースである。
少しガスっているけど、蒸し暑くはない。でも、髪の毛はグッショリ濡れる。
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緑だよなあ。

大岳山山頂まで区間35分。7kmぐらいしか進んでないが累積標高は1153m稼いだ。
山頂は18人ほどの登山者がいた。10時過ぎてそろそろ登山者が登って来る時間になる。
休憩なしで下る。
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今日の目的は大岳神社の参拝なのだ。しかも無精して今年初である。
これまで体調が維持できていること、事故・ケガなく山行きしていることを御礼する。

登山者のすれ違いが多くなり、途中から上高岩山方面に逃げる。ここは登山者がいなくていい。
下りは『彩の国っぽく』よろしい。なんか歯応えのあるコースでなきゃつまらなくなったか?
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でも、失敗。岩石園からたくさんの登山者。時刻は11時ぐらいだし、一番多い時である。山ガール、山ボーイが大勢いた。オシャレだなぁ。ぜったい、近くに寄ってはいけないのである。汚らわしい...
登山者になりきって長尾平に到着。1時間3分。

日の出山へ。ここからも人が多かった。こういうのは避けたかった...時期が悪い。逆コースにすれば良かったかな。でも、そうすると帰りが遅くなるのがかったるい。もっと早く出発すれば良かったのである。
日の出山、21分。

金比羅尾根は、いつでも人が少なくて走りやすい。
しかも、彩の国に比べればバイパスだよ。でも、逆にコケたらタダで済まないので集中。なかなかいい感じ。

そういえば、登りは割とガッツリペースを上げたのにケイレンがない。頭の信号がケイレンはレースでオンと覚えているのか?
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途中でそげんさん御一行と会った。『練習ですか』と聞かれた。『?』まあ、彼からすればオレの走りなんて走っているうちに入らないね。仕返しに昨年彩の国100kmで優勝したくせに何で今年出なかったのだ、なんて言いがかりをつけた。言いがかりにならないか...

いい感じだけど、下りでがんばってもなあ。アップダウンのあるこーすじゃないとダメかなあ?なんて思っちゃったよ。
五日市会館までちょうど60分。

23.14kmを4時間8分49秒。累積標高1707m。
もちょっと距離をだね。
でも、レース一週間後にしては、オレ的に良かったんじゃない。そう思ってればいいさ。
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by nao-yamaniiku | 2017-05-27 16:29 | 奥多摩トレイルラン(青梅起点) | Comments(4)
レース後
レース前の仕事は、とにかく端折って翌週に回しがちである。レース前は楽をしたい、レース後のことなんて、考えたくないので考えない。見ないふりである。気がつけばあれもこれも『来週ね』と先送りにした案件がたくさんるある。
レース中の後半に仕事のことを考えて『月曜日は早く行かなきゃ』なんて考えていた。口では『レースで全力を出す』なんて言っておきながら嘘つき野郎なのである。
仕方なく月、火、水とフロアで一番早く出勤した。まったくどーしてこうなっちまうのだろう。この脳疾患野郎をいい加減に楽させてくれや。
仕事中はボーッとしたり、足が固まって痛くなるのが、ロングのレースのいつものことである。だけど、頭は割と冴えて、身体が固まることもなかった。あれぇ?である。

月曜日こそ、若干ロボット歩きで下りの階段は難儀したけれど、火曜日の朝の目覚めは良かった。なのでストレッチ場まで走った。結構、普通に走れたので7kmほど走った。昨日(水曜日)はいつもの距離10kmをキロ5分40秒ペース。今日も10kmちょっとをキロ5分21秒ペース。

やっぱり今日の日中に疲れが出て来た。遅っ。脳からの信号が2〜3日かかって到達か? 明日の朝は、ガクッと来ているかもね。まあ、そうなったら身体を休めるよ。

フィニッシュ後、ソックスを脱いだら足の爪が痛んでいた。両小指が腫れていた。痛みを引きずるかなあ?と思っていたが、触ると痛みはあるが普通に歩けるし走れるので大丈夫そう。

食欲はある。肉、揚げ物をたくさん食べたいが、少しガマン。野菜はいつものようになるべく意識して摂るようにしている。塩分制限は変わらず。もちろん禁酒も。お酒については、周りが飲んでいても、飲まないのが当たり前になった。まあ、いろいろと制限があり、病気持ちは何かとかわいそうなのだ。

この先のレースは、今のところ秋のハセツネだけ。でも、15回以上の完走だと優先エントリーは銀行振込。なかなか銀行に行けないのである。忙しい...
彩の国までは他のこと、先のことを考えられなかった。終わって、じゃ、どうするかと言っても特に何にもない。彩の国の落とし前は彩の国でしか返せない。
厄介なのと出会ってしまったよ。


by nao-yamaniiku | 2017-05-25 21:37 | 最近のこと | Comments(2)
失敗から学ぶ
物事は思うように行かないのが人生である。
満足なレースばかりだったら、さっさとやめて他のことをしているに違いない。
才能や力量のなさに嘆くのは仕方ない。でも、才能や力量が足りなくても努力すれば今よりは良くなる。そう思ってがんばって練習する。でも、時には結果が出ない時がある。

『失敗から学ぶ』
失敗するから成長する。これは何歳になっても同じ。避けなければならないのは、失敗を恐れて挑戦しなくなることである。
ダメなレースは何がダメで、これからどうするか、何をするか… でも、もしまた結果が出なかったらどうしょう?未来に対する淡い期待感もあるけれど、裏腹に怖さもある。

もう、レースに向かってしゃかりきになることもない。テキトーに走って、レースでは楽しくファンランをしてもいいじゃないか… 実際、同年代のかたが次々と競技から離れていく。その多くが自分より実力がある方ばかりだ。

でもね。オレはまだこの世界に踏みとどまるよ。
自分にとって『レースを楽しむ』のは、目標に向かって練習して、レースでは苦しさや痛さと闘いフィニッシュすること。力を出し切ることである。

今回のレースの失敗を自分なりに考え、活かしていきたい。成長するのだ。
そして、また来年このステージに戻って来たい。
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by nao-yamaniiku | 2017-05-23 22:24 | 最近のこと | Comments(8)
トレニックワールド彩の国100マイル
全然、ダメでした。
このレースを申込んだのは昨年の12月6日。以来、彩の国100マイルを常に念頭に入れて練習してきたつもり。結果が全く出なかったのは、やって来たことの何かが間違っていたからだろう。いろいろ思うことがあるけれど、病気と歳のせいにはしたくない。それを理由にするとここで終わってしまうからね。
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inoxに付けているTGGのゼッケン『nao山に行く』とチビちゃん人形でお声をかけられることが多い。以前、レース中にnaoさんは分かるようにして欲しいと言われたことがあった。いつもタイムを記しているので目標になりやすいようである。当てに出来ないけれど...

レース前、レース中、レース後にたくさんのお知り合いの方々、ブログを見て頂いている方々からお声をかけて頂いた。また、病後、初めてお会いする方からは回復のお祝いのお言葉を頂いた。応援頂けるというのは嬉しいものである。あまりいい返答は出来なかったけれど、感謝、感謝です。

前日の睡眠はたっぷり。疲労なし。体調は良かった。病後一番いい状態だったと思う。ダメレースだったけれど、これが次に繋がるよ。きっと。自分としては良かったことなのだ。
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ガーミンで計測しなくても、リアルタイムで記録が見れるのはいい。(男女別順位)でも、レース中は見なかったけどね。
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スタートは7時。
スタートから自分が思っていた100マイルペースに持ち込める。レース出場者は男子159人(プラス女子はたった7人)で、この人数ならストレスはない。
山に入ると、ほぼ単独走になり思惑通りである。チキンは人と一緒では生気を取られてしまうのだ。

暑さについて、みんないろいろ言っていたが、盛夏の夏ではないので『暑いぐらいがいいんじゃね』なんて思っていた。でも、汗はダラダラ垂れる。日焼け止めにワームカバーをしていたが、12時ごろに下げた。
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くぬぎ村、慈光寺とエイドを抜ける。
今回のエイドでのお約束は、inox(ザック)を下ろして休むこと。いつもはレース中、inoxを下ろすことはないが、これも100マイル対策としたのだ。
レース終了までお腹は減り気味だったので、エイドではいつもより食べた。携行食はゼリーを4個ほど。ノース1周目、51kmでエイド間で食べるつもりでいて、実際、その通りにした。エイドでの食料には不満なし。エイドの度に違う食料だったので良かった。

最初の難所は笠山への登り。この区間でペースが上がったのかキツく感じた。ここの登りは他の選手もそう感じたみたい。ここで足がパンパンになりケイレン気味になってしまった。

堂平のエイドに着く頃は、まだ29kmほどなのにグロッキー気味になってしまった。先が思いやられる。
慈光寺で1リットル以上水を用意したが、このエイドまでで空っぽになった。
ここまでで5時間40分ほど。昼ごろで最も暑い時間帯である。

エイドを過ぎたらすぐにケイレン。我慢して進んでいたら大ケイレン。林道で倒れ込んで足を伸ばしてしばらく座り込む。あちらこちらピクピクしてやがる。あーあ、100マイルでケイレンは考えてなかったよ。そんなにスピードを上げてないし、上の表を見れば分かるけれど、堂平までは159人中130位と相当後ろの方だぜ。
久しぶり大ケイレンで太ももの裏、ふくらはぎ、すねと全部。両足のあっちこっちでピクピクするという忙しさなのだ。
先月のレース、名栗では今日より全然ペースは速いため、ケイレンしたが今日ほど激しいことはなかった。OTKではケイレンなく、ゆっくりならケイレンはないものと思っていた。やれやれだよ。

まだ、30kmぐらいなのに、すでに投了気味である。それでもこの辺でのリタイアは帰りが面倒なので一周は回るしかない。

ケイレンはしたが、体力は使い切っていないので身体は進める。この辺がもどかしい。それにこの状態はそのうち終わり、復活するのがオレ流のはずだ。いつものように辛抱あるのみ。

しかし、分かっちゃいたがコースは厳しい。ノースの方は走れるということだったが、オレレベルでは、走れるところは歩いて休憩ポイントだよ。
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大野峠からつつじ山を登っていたら、サプライズのtazoe氏の冷たいコーラで生き返った。すごいナイスなタイミングで助かった。
この間に、100kmのトップ、その時はそーけんさんに抜かされる。『登りで歩いちゃいました』だって。『登りは10m前から歩き出すのが普通』というようなことを言っておいた。正しいだろう。

飯盛峠、7時間56分。
1周目9時間そこそこという思惑はまぼろしとなり10時間に軌道修正。実力不足なのだろうが、予測と1時間も遅くなるのは納得出来ないなあ。
この時点でその後のサウス12時間はきついと思った。それでもどこまで行けるか...

飯盛峠からの下りは、3人ほど100kmの選手に抜かされたが、ほぼというか全くの単独走だった。ここまでニューサンピアまで下り基調で飛ばせる区間だったが、ケイレンした大腿筋が痛んでスピードを出せなかった。これがいつもと違うとこ。復活がないなんて… ここの区間はあまり覚えていない。覚えているのはガーミンの充電をしたこと。こういうところはちゃっかりしているのである。最後のロードは走りきって1周目終了。
ノースコース9時間49分。かろうじて10時間を切っただけ。
累積標高はマイガーミンで3126m 。主催者は2920mと記していたが205m多かった。マイガーミンの方が正しいと思えるようなコースだった。

ノースはウォーミングアップという目論見は超甘く、当然と言えば当然だけど、1レース全力で走ってもうおしまいという状態になってしまった。
2周目の制限時間の22時間まで12時間しかな。余裕がないのでさったと仕度する。体育館は何人も人はいず。あまりに選手が少ないので、ここに入っていいの?という感じだった。これがこのレースを象徴しているかな。レース中もほぼ単独が続いた。
カレーを食べて、自作ジェル入り飲料をinoxに。ジェルを4個補充。そしてライトの電池を補充。当初考えていた着替えはランパンだけ。膝が隠れるいつものを履きかえた。上は着替えず。そして出発。

青梅トレラン部の応援を頂きニューサンピアを後にする。さっさと仕度したつもりだけど、18分もかかっている。
サウスの方は試走もしているし、それ以外でレース、ロゲ、練習などで知ったコースになる。
気持ちの方は、わりと前向き。この時点では体力はある感じだった。

桂木観音まではさほど難しいコースではない。でも、登りはなんとかなるが下りはどうも痛んで走れず。ここでペーサー付の100㎞女子トップに抜かされる。100㎞は9時スタートなので2時間の時間差を詰められているのである。落込むよなあ。でも、オレはオレ、いいのいいの…

桂木観音に着くと、100マイルの選手が数人、リタイアの相談していた。まあ、この時間だと完走は難しからね。自分はここで止めるつもりはない。
このエイドでライトの準備をする。腹にジェントスを巻いて、ハンドライトはinoxのポケットに入れる。

いったん下って、途中で腹ライトを点灯する。そして四寸道から関八州見晴台までの長い登りが始まる。自分としては悪いペースだと思わないが、どうもタイムに繋がらない。今日はずっとこんな感じだった。コースが難しいということもあるが、それだけじゃない。じゃ、なんだろう?分からん.
ここの途中で走行距離が60㎞を越えた。病後、最長距離は途中でやめた24時間走の約60㎞だった。病後ということもあり神宮24時間走の時は、家族の大反対があった。実は今回も反対… いかんかなあ。でも、歳を取る前に挑戦すべきものはしたいしね。57歳というお年は微妙な時期である。

関八州の見晴台から高山不動へ下ってエイドへ。このレースコースのいい所はトイレがたくさんあることかな。里山の遊歩地としてコース上にたくさんトイレは完備されている。だけどコースそのものは、山深いということはないが、アップダウンが厳しく、急登急坂多数である。この一帯の山特有のガレ場ばかりで降りにくい。しかも何度か書いているが、難しい方へ難しい方へとコースは誘導されている。100マイルは、逆に優しい方へと誘導して欲しいが、これが本来の山のレースなのであろう。走れるところは少ない。

UTMFのように世に知らされ出場する憧れはあって、足に覚えがあれば完走は難しくないとうことはまったくない。人気はイマイチだし完走は出来ない。昨年の完走者ゼロから今年の完走率は9%だったよう。これじゃ出場者を選ぶよね。

さて、ここからがさらにキツイコースになる。
パノラマコースを下って、西吾野駅そばを通り子の権現の登りに入る。ここの登りは長く感じた。夜になっても気温は下がらない。汗は引かず額から流れ落ち続けている。
今回は水の消費は激しく、試算すると行動中に6リットル以上。エイドで2リットル、合計で8リットルは給水したと思う。
食料は、1周、2周とも持参したジェルを4個ずつ。エイドではいろいろ食べた。胃腸の変調はなし。一度、エイドで急激に食べ過ぎてむせただけである。禁酒の効果が続いていると思いたい。

深夜の子の権現の鳥居をくぐり抜け、竹寺への下りが始まる。この辺は、翌日の21日(日)開催のスポーツエイドジャパンの大会コースとダブるところで、両方のコース案内がある。両方とも盤面は黄色なので一瞬、戸惑うが事前に情報があったので問題ない。

そして竹寺エイド到着。15時間59分。2周目関門時間まで5時間である。厳しい…

それでもなんとか22時間に近いタイムで走りきりたいと思ていた。
体力的にはまだいけそうだけど、足がついてこない。
まず、竹寺から前坂方面の集落に向かうコースは、クソッタレコースである。道路を通してくれればいいのに…しかもここの下りはえげつないのだ。
案の定、この下りで尻もちをついた。だけど、何度もつまずいたりよろけたりしたけれど、転んだのはここだけだった。
そして、ここから大高山、天覚山のアップダウンの激しいコースとなる。
今回は腹ライトは失敗か。上り下りが多過ぎて、その都度ライトを上に向けたり下に向けたりの調整が必要だった。このコースはヘッドライトの方がいいかも。
ハンドライトは上りが急登過ぎたり、下りも急坂が多くて使いずらかった。

大高山は両腕も使って登る。今回、バーチカルのようにこういったケースも何度かあった。
竹寺から吾那神社までの時間帯は23時から2時ぐらい。完走は出来ず、タイム的に関門時間の22時が難しいとなると集中力がなくなる。そうなると眠くなって来るのである。暑いぐらいなのでそこらへんに寝こるがると気持ち良さそう。そういう選手もたくさん見かけた。

天覚山の頂上からの下り。本来はホッとするところであるが、これまたザレて急坂なのだ。まったくこんなのばっかり。
ようやく東吾野駅を通り過ぎて吾那神社エイドに到着した。
19時間13分が経過。22時間の関門に間に合わないことが確定である。

ここまでの走行距離は87.3㎞。
大腿四頭筋がこれほど痛くなったのはUTMF以来かな。そして、いよいよ眠くなってしまう。ユガテの途中で寝転がる。おおっ、気持ちいい。こういうふうに寝ることはあまりない。ブルッと震えて目が覚める。そして歩き出す。しばらくはこれの繰り返し。
ユガテからは馴染みあるコースになる。ここから桂木観音エイドまでは覚えていない。睡魔はあるが、この程度ならいくらでも経験があった。ミスコースしないようにだけ気をつけた。でも、集中力はなかったな。
途中で夜が明けてライトをしまう。ライト点灯時間の9時間。電池は替えずに済んだ。ハンドライトは消灯していた時間があったから何とも言えないが、ガンビットが一晩もったのは今後の山行きに意味がある。
わずか10.5㎞を3時間58分、4時間もかけて歩いたのだった。何やってたのかなあ?
桂木観音エイド23時間12分。

このエイドで3周目の選手がいた。17人ぐらいが進んだよう。
今日の段階ではレベルが違い過ぎる。今回は15名の完走者が出たよう。素晴らしいことである。感服…

夜が明けると目が覚める。
モタモタと歩みを進める。頭が冴えて来ると反省会が始まる。何がいけなかったかの犯人探しである。
陽が出てくる。今日も暑くなりそうだ。
悶々とした気持ちでゴールしたのであった。

タイム25時間12分6秒。
距離は106㎞ということだったが、マイガーミンでは108.1km。
累積標高は5945mがマイガーミンで6723mだった。

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3時間以上も想定時間から超えてしまったのはショックである。こんなはずじゃ…とは言ってもこれが現実なのだ。

さて、これからどうするか?

今回、往復共、モーリーくんが送迎してくれた。モーリーくんもダメレースだった。
車中ではプチ反省会。
講習会・練習会・ネット・書籍etc…情報を取るのはそれなりに時間とお金がかかる。
ハセツネサブ10のランナーが『サブ10した時はこう練習した…』という話は参考になったよ。
助手席で『あ~あ』とふんぞり返っていたが、しっかり話は聞いていたのである。
by nao-yamaniiku | 2017-05-22 21:46 | 100マイルレース | Comments(6)
彩の国100マイル敗退
2周終わって、なんと25時間12分。22時間の関門時間を大幅にオーバー。
がっかりだけど、仕方ない。

詳細は後日。
by nao-yamaniiku | 2017-05-21 09:10 | Comments(10)
トレニックワールド彩の国100マイルの作戦(目標)
まあ、作戦もへったくれもない。
どこまで行けるかである。
試算では、1週目10時間+2週目13時間+3周目15時間=38時間である。制限時間35時間に3時間オーバーである。

当初設定されていた1周で10時間の制限がなくなり(主催者さんありがとう)、2周が終わった段階で22時間の関門時間になった。おかげで順調なら2周は突入出来る。
問題は22時間で2周の106㎞を終えられるかである。なんとかここを目標にしたい。3周目に入るのが目標である。

類似レースはいろいろあるが、2015年11月のFun Traiis100kかな。このレースは距離104.5㎞、累積標高7617m。22時間33分かかった。彩の国100マイルの2周終了時は、距離106㎞、累積標高5945m。
Fun Trails100kは22時間以上かかったが、一睡もしないままレースに臨み前半は体調不良、後半は睡魔でもうろうとした。でも、病気前だったので力量は今よりあっただろう。それでプラスマイナスかな。あとは累積標高が1672m少ないという点で、なんとかアンダー22時間と行きたいところである。ただ、コースの厳しさは累積標高だけでは分からない。

昨年の第1回は酷暑のせいか、1周の関門時間10時間をクリア出来なかった選手が多かった。3周目には誰も入れず、という恐ろしい結果だった。まあ、これはあまり考えない。出ていないし、コースも累積標高も制限時間も気候も改善されているだろう。と信じる…

最近の傾向として調子が出てくるのは10㎞、あるいは20㎞過ぎてから。それまではたんたんと行こうぜ。
刈場坂峠あたりから2周目のフィニッシュまで22時間の関門時間を目指し、スパートが出来ればいいが、果たして…

*刈場峠は1周目でした。レース途中に『あれ?オレ変なこと書いたような…』と気がついたのでした。刈場峠というのも間違えで飯盛峠からのつもりでした。混乱していたようで… 訂正しないでこのままにしておきます。

2012年5月の第1回UTMFのスタート前の写真。5年前だから少し若いな。こいつには負けねぇぞ。あっ、左側のニヤついてるヤツね。右におられる方は神様です。




by nao-yamaniiku | 2017-05-18 21:38 | 100マイルレース | Comments(6)
意を決した
土曜日の雨以来、5日間、曇天な天気が続いている。今日あたりは、身体の弱い自分は日中でも肌寒かったよ。

意を決した。腹を決めた。覚悟を決めた。まあ、同じ意味かな。
どうやら、昨日、レースとは全く関係ない人と会って話しているうちに、なんか気持ちが決まった感が出た。不思議なものである。

もちろん、会話の中ではレースのことは話していない。でも、話し合っている心の裏ではトレイルレース...というかトレイルランのことを考えていた。
変わらない日常の中で、トレイルレース・ランという刺激があって、それを享受出来ることが嬉しくなったのだ。

これで彩の国の意を決した。そして、心が落ち着いた。自分のレースをすればいい。それ以外のスペシャルなんてない。スペシャルは自分のレースが出来ることである。
気持ちが決まる時は、関係ないことをしている場合が多いな。

あとはとにかく睡眠だね。でも、これは仕事次第。しがないサラリーマンなので、予定をぽっかり開けているけれど、他部署の奴らはこっちの思惑など関係なしに予定を組んでくるのはいつものことである。自分の部署の面々は、よんどころない事情があるぞという強面な顔で脅かしているのである。


彩の国への気持ちが落ち着くと、今度はちょっと前まで『今はハセツネなんて考えられねぇ』と言っていたが、出る気満々になってしまう。せこい奴なのである。しかも、休み時間に今までのラップを見て目標タイムを考えたり。それをやるのは彩の国だろうと自分突っ込みである。

だけど、15回以上完走者優先エントリーのハガキが見当たらなかった。昨日の夜にハガキを探すが、無い.... 先日、ブログに載せるのに写真を撮って以来見ていない。『写真かあ』と思ってスマホの写真を見みるが、肝心の優先エントリーのアドレスが写ってない。バカがブログに載せてる場合じゃないだろ。ハセツネ30kの1000番以内と違うアドレスなのである。

うーん、ハセツネの事務局に聞くか?とも思った。15回以上の完走者は限られている。
結局、ハリ天狗師に早朝からお教え頂くというお騒がせ者である。尊敬する師にお手を煩わせる無礼者である。

優先エントリーは、もう始まっていると思っていたが19日からのよう。レース後は、頭が完全にいっちゃっているだろうからさっさと片付けるさ。
by nao-yamaniiku | 2017-05-17 22:20 | 最近のこと | Comments(0)

by nao
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10月 8日(日)、9日(月) 日本山岳耐久レース71.5㎞
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