出向先の大きな山もようやく頂上付近まで上り詰め着地点が見え始めた。あとは着地点まで下るだけである。ここでコケるとダメージが大きいので慎重に進まないと行けない。
UTMFの当選ショックで気が動転してしまい、速攻で罰金36000円と手数料を払ってしまった。なので選択の余地はなく、出ざるを得なくなったのである。
仕事も忙しく、昨日は孫2号にグロッキーにされたので、UTMFの事を考える時間は朝ランだけだった。
思えば2010年12月に何か発表があるとラン友から聞き、ゴールドウィンの本社に行った。そこでUTMFの発表があった。その時はまだ秘密みたいな事を言われたのでブログにはアップしなかった。
そこから俄然やる気になり100マイルに向けて練習を開始した。残念ながら2011年は、震災のため延期。2012年5月に第一回が開催された。
二晩近く寝ないきついレースだったが、なんとか36時間以内で完走。ラストはハリ天狗師とキロ4分ぐらいのスパートで手繋ぎゴールだった。
ただ、なんか嬉しさというか満足感は感じなかった。その時のブログに来年は出ないような事も書いた。
あれから5年以上が経ち、50代のうちに出来ればもう一度と思い始めた。でも、抽選レースは当たったことがなかったので難しいと思っていた。自分にとって意外な事だったが、病気もあったしそのご褒美なのかな。
レースまで5ヶ月ほど。やろうと思えばたくさん出来そうだけど、やる事なんて限られている。やみくもに走っても疲れが残るだけ。ちょっとクレバーに練習しないといけないかな。まずは週末のロングランを中心に平日は疲労抜きに勤しむべきだろうね。
まあ、いろいろ試してみますわ。
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by nao-yamaniiku
| 2017-11-24 21:31
| UTMF
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孫2号の面倒を見る時は、いつも雨振りである。
今日も狙っていたように昨晩から雨は降り続いた。
だけど、昼前に雨は止んでくれた。2人で軽く行くには、羽村市動物公園がちょうどいい。2歳児はこのぐらいの規模でも大喜び、大興奮。まだまだちょろいもんである。オシッコのタイミングだけ気を付ければよろしい。
日が短くなったので17時には暗くなり、あっという間の祝日だった。
今日は雨だからというわけでもなく、予定通り休足である。走るのは日曜日になるな。
これからの週末は、ロングの山ランやロードランをするつもり... なんて毎度の誓いも、生活者にはなかなか難しいのである。
子供が大きくなったら、休みの日は好きな事やり放題と思っていたが、どうやらこれから先もなさそうである。
まあ、仕方ねぇや。
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by nao-yamaniiku
| 2017-11-23 21:22
| 最近のこと
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恐らく一般の人は当たらないように神頼みするだろう。36000円払って170km山の中を走るなんて、どんな悪い事した罰なのだろう。
お昼の時、FBを見たらUTMFが当たったの外れたの記事があった。『おおっ、今日だったの?』その気のないnaoさんは抽選日も知らなかった。ポイント大会の英語での打ち込みはいい加減。よく分からなかった。エントリーミスの可能大。とっくにハズレたと思っていたよ。今まで抽選は全てハズレだしね。
久しぶりにランネットを繋いでみた。ランネットで発表というのもFBの写真を見て『なるほど...』と思ったのである。
小心者はこんな事でもドキドキする。アホ。
しかし... 『へっ!』という小さい感嘆詞。
赤い文字で[当選(未入金)』
『えっ、オレ出るの?』
迷う事なくクレジット決済である。思わぬ散財。まあ、最近流行りのモノよりコトか。
しかし、やっかいな事になってしまった。今朝、ラン後、ジョクノに『次のレースは小江戸大江戸。レースまで楽しませてもらおう』みたいな事を書いた。この冬はロードの走り込みをしようと思っていた。昼までは...
状況は変わった。
この冬は山だ。
しかし、このオレ様が抽選レースに当たるとは... とりあえず何十連敗か知らないが、連敗記録を阻止出来た。
ちょっと動転気味なのである。
2012年の第1回から6年ぶりのUTMFである。自分にはどこか遠くの国のお話しだと思っていたよ。
本当に出るのかなあ。
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by nao-yamaniiku
| 2017-11-21 21:17
| UTMF
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リスクヘッジは、元々は金融機関で使われていた言葉だったと思う。今はさまざまな分野の企業で使われている。失敗した場合の最低限のリスクを回避するということは、プロジェクトなどを立ち上げる時は、本来とても需要な事である。
でも、何か事を始める場合、大概イケイケムード満載で、失敗したら?ということはあまり考えたくないものである。マイナス的な事を考えるより、プロジェクトの成功を期待しがちである。
これは個人の生活も同じ。趣味であるトレイルランも同じ。身の安全は分かってはいるけれど、コースをより速く疾走出来るのかが優先になってしまう。
トレイルランの場合、ロードランより不整地、山という人里離れた場所のため、転倒による怪我、道迷い・遭難というリスクが格段に多い。突然の病で倒れても病院までの搬送に時間がかかる。
でも、リスクばかり考えていたら何も出来ない。企業も人間もチャレンジするから成長するのである。チャレンジや冒険を止めることは出来ない。
トレイルレースで知っている死亡事故は2007年のハセツネ。その他にもあるのかも知れないが自分は知らない、か忘れている。
ちょうど今年はハセツネの滑落事故から10年経った。今はハセツネの事故現場はルートから外れている。レースや試走で通る時は必ず事故現場の方向に向かって合掌するようにしている。自分の中ではインパクトの大きい事故だった。
今回、滑落した方も何かの拍子だと思う。不運としか言えない... 誰にでもあり得ることだし、自分だったかも知れない。
プチ滑落を経験したランナーは多いだろう。自分もある。転倒は数え切れない。たまたま身体と地面が近いだけで、転倒による痛みだけ。ナイトランで切れている方に向かって、ハッとしたことも一度や二度ではない。
今回の事故があったことで、改めて自分を戒めるのも...なんか心苦しい。でも、身の安全を守ることは、速く走ること以上に大切ということを再認識せざるを得ない。
くも膜下で倒れているので他の人よりは意識が高いはずだけど、自然と風化・流れてしまうのである。
昨日の帰宅後、イオンモールの市役所の出先機関でウォーキングマップをもらって来た。どこの市町村もこの手の地図はあるものである。
このウォーキングマップ通りのルートを物思いに更けながら走るのである。
歯医者で麻酔を打たれて治療後に出発。でも、麻酔のインパクトがどれだけあるか分からないので、麻酔の効きが終わるまでは歩いた。
そして、歩きながら先ほどの事を考えてた。
奈良時代710年に創建された古刹、眞福寺。
近くをマイ山の神社の須賀神社奥の院を通ったので、今年一年のレースでの無事を報告する。
14kmを2時間8分。
実は昨日、あまりにも不甲斐ない走りだったので、今度こそは本当にレースを止めようと思った。事故のこともあったし。
でも、いつものように...だけど、再チャレンジしようと決めた。
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by nao-yamaniiku
| 2017-11-19 15:54
| 最近のこと
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東飯能駅に着いたら青梅トレラン部のホープ、あっくんとばったり。スタートまでほぼ彼と一緒だった。
今日はレース内容を書く気にならず...
簡単に言うと鎌北湖から力がなくなり始め、ユガテ先の開けた所で『止めよう』と歩き始めた。フィニッシュまで行けだけど、なぜがアッサリしたものだった。顔振峠から吾野駅に行こうと顔振峠まで歩き。
顔振峠までもうすぐのところで、ヤフシゲさんとK女史がいた。『もう、止めた』と言ったら、ヤフシゲ号からあっくんが出て来た。彼もDNFだという。
ヤフシゲ号で吾野駅まで送ってもらった。同時に電車が到着。西武秩父から会場へ歩き。2人ともジャケットを着ていたが汗が冷えて寒かった。秩父の街中でも寒いのに山でリタイアじゃ大変だね、なんて言い合っていた。まもなく1200人もの選手が山でストップになるとは思ってもみなかった...
会場に着いてもリタイア者なんて負け犬はオイラたち2人だけ。まだ12時過ぎだった。
あっくんが滑落があったらしいとの情報収集。会場に警察官もいた。
誰も居ない更衣室のテントで着替えて、そそくさと会場を後にした。
大会が中止の報は応援してくれたM女史から。
どうやら大持山あたりで滑落したらしい。拝島駅に着いて自転車で自宅に戻る途中、Yさんから生存確認のメッセージが入った。
同時に100kmに出ている知人が心配になった。600人のうち20〜30人は知った顔だろう。結構な確率である。知らない人でも同じ競技者としての仲間意識はある。
自分もなんか今日は、あまりにもあっさりリタイアしたり、なんかおかしかった。
その後、亡くなられたという報道があった。年齢も近く胸に迫るものがあります。
ご冥福をお祈りいたします。
今日はここまでです...
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by nao-yamaniiku
| 2017-11-18 20:40
| トレイルレース
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