疑惑のチャンピオン

ランス・アームストロングは自分の英雄であった。
トライアスロン出身ということ。癌を克服したこと。圧倒的な強さでツール・ド・フランスを7連覇したこと。山もタイムトライアルも強いオールラウンダーであること。
心つかまれることばかりである。彼に関する本もよく読んだ。
しかし、ドーピングですべての記録が抹消されてから、語ることはなくなった。
あえて、存在を忘れようとした。
今日、疑惑のチャンピオンを観た。実はランスのドーピングについて、詳しくは調べていなかった。そういうことは、知りたくなかったのである。
映画の感想は、ひと言、ガッカリした...
映画を観てこんなにガッカリしたことはないのではないかな。
当然、分かっていたことなんだけど。
知らなかったのは、癌になる前から薬の使用をしていたということ。
しかし、癌で闘病している場面は、自分の5ヶ月前と重なって見えた。そこだけは共鳴出来たかも。
自転車乗りにはお勧め出来ない映画である。
by nao-yamaniiku
| 2016-07-08 23:44
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