メインレースのキックオフトレイルは、奥多摩駅〜鋸山〜大岳山〜武蔵五日市駅というのが自分流である。
でも、奥多摩駅まで行くのがかったるいので、武蔵五日市駅から大岳山のピストンでいいかと自宅を出た。一番電車で行きたかったが起きれなかった。身体が固まっていたのである。
こんな調子で山に行ってもいいのか?と思いつつも、せっかくの休みがもったいないというセコイおっさんなのである。
でも、拝島駅に着いたら八高線の川越行きが五日市線より早く出発するよう。思わず八高線のホームに降りてしまった。
回転寿司を食べ過ぎて、そろそろ焼肉食べ放題に行こうよ、って感じ。武蔵五日市の山はお腹いっぱい。だけど、川越行の電車に乗ったら後悔した。奥武蔵の山のキツさを思い出したのである。まあ、今日はどこの山でも同じだろう。
東飯能駅に着いたら雨が降っていた。山と違って市街地は雨に多く濡れるので、最短距離で高麗峠へのトレイルに行く。レインウェアはギリギリまで着ないのである。
もやもやだけどトレイルの見通しはいい。シトシト雨の音がする中を走る、歩くのはいいものである。止まると寒くなるが動いているうちは大丈夫。
心配していたが走れる。巾着田を通り日和田山へ男坂を登る。まあまあ登れる。でも、足の疲れは隠せやしない。ゆっくりね。
山頂近くの神社で参拝。
物見山から宿谷の滝、鎌北湖方面へ降りる。一応、FUN TRAILも意識しする。
雨でスリッピーな下り。今日はイボイボがたくさん残っているinov8を履いている。滑らずいい感じ。でも、転んで痛い目に会いたくないので慎重に...
鎌北湖に降りたら駐車場で男女のランナーが準備していた。ランナーは今日は彼らだけ。登山者は2組4人だけだった。鹿らしきもの横切りが3頭ほど。人間の数といい勝負である。
北向地蔵への登りでパンを食べようと出したら落とした。あーあ。片側は泥が付いた。仕方がないので半分だけ食べる。おー、これだ。すんなり腹に収まる。ハセツネではパサパサして喉に通らなかった。『ふわふわドーナツ』という商品名を覚えておこう。
北向地蔵で参拝。ユガテに行かず傍の急登を登る。と彩の国100マイルで通ってのを思い出したよ。顔降峠までアップダウンを走る。割と走れるが疲れている...
疲れている顔である。
諏訪神社でも参拝。顔降峠で休憩はせず。八徳へ下って高山不動尊へ登り返す。この登りはどうかと思ったが、結構登れるものである。でも、今日は調子に乗らない。
もちろんここも参拝。誰もいず。重要文化財も割と無防備である。
ここから西吾野駅まで下る。ここも彩の国を思い出す。奥武蔵のトレイルもあっという間にお腹いっぱいになってしまったよ。
結局、雨は止むことなく降り続けた。そのせいか水は600mlほどで足りた。食料は自作ジェルとゼリー1個、パン半分。
西吾野駅着は11時45分。12時4分発の電車にちょうどいい。パンツ一丁になって着替えたのさ。
でも、電車に乗ると寒くなるんだよなあ。雨の時はいつもそう。
25.27km、4時間49分21秒。
累積標高は1509mだった。
このぐらいのペースだと楽みたい。
夜は村山会のハセツネ反省会。
前を向いて行きましょう。