小川町駅で敗退後、『naoさん、山』という助言を頂いた。尊敬する方からの提言だったので、今朝は一番電車で裏山ファイブに入った。酒は飲まないので『ヤケ酒』はない。山での反省会になったね。
作戦通りスタートは最後尾付近。ちょうどtsuneさんも同じ思惑で一緒にスタートした。でも、すぐに見えなくなったけどね。
最初の1kmは身体が軽かった。でも、その後、だんだん腿が重くなった。だけど、なんとなく気が急いてしまって、ペースを緩めることなく進んでしまった。
5km過ぎでCM嬢のいつもの応援には心奮い立つ。
でも、ここまで...
ここで少しゆっくり行けば良かったのかも。ペースは遅いくせに、まだ10kmもしないうちに撃沈気味だった。
2月は6日ほど40km以上走ったが、イマイチな走りだった。身体がロング走を拒否している感じ。レースでもそれが出てしまった。
それでも、あとから調べたら最初の21kmの吉見エイドでは2015年より10分早く到達。51.8km地点の浄恩寺エイドで12分ぐらい早かった。うーん、逆にそのぐらい遅い方が良かったのだろう。
前回は快調だった唐子エイドまでは、もう足が進まなかった。せめて小江戸... と思ったが、寄居のホンダで立ち止まった。そして歩き出す。もう、走れない。地図を取り出して一番近い小川町駅まで歩いた。60kmになったところで時計を止めた。
川越へ戻ったのが17時過ぎ。すでにトップグループが到着して大江戸への準備をしていた。あまり人はいず、スタッフの方だけ。恥ずかしくて、逃げるように荷物だけ持って、その場を離れた。
本川越駅近くで、ラーメンを食べたら少し元気になった。空きっ腹は気持ちが荒むね。
家に戻ると家族は『?』という顔。レース数日前から大言壮語、桶狭間直前の信長のように『名を馳せるにはこの一戦ぞ...』なんて言っていた。
『あれ、どうしたの?』『ご飯ないよ』などなど...
長女が第二子出産のため、一緒に帰省中の孫1号だけが『じ〜じぃ〜』と喜んで来てくれた。孫がいて良かった...
裏山ファイブのコースを進みながら反省会。ダメレースだけど60km走った翌日なので、どうか?と思ったが意外と走れる。よく言う『ロードと山は別腹』である。
2015年は好調な年だった。出場したレース全てが満足の結果だった。あれから3年。その間、大病があって、そして3年歳を取った。昨日のレースのダメだった原因は分からない。そうなると認めたくないが、衰えを実感し愕然とした。この先のUTMFに対するモチベーションも急降下。
だけど、持ち前の打たれ強さは健在のよう。うだうだ考えながら『このまま止めてもなあ』『他にやることはないし...』
いいレースが出来ても、『もう少し、出来たかな』(それ以上出来ないくせに...)なんて思うぐらい。
上手くいかない方が多い。試練ばかりだけど、試練があるからやりがいがあるってもんよ。
今日は裏山ファイブが程よい距離と時間だったみたい。戸倉城山までは考え事をしながらだったせいか、早く着いた感じ。そこから先は疲れがドッと出たけどね。
とても惨めなレースで60kmしか走ってないが、救いはさっさと止めたから身体のダメージは少ない。あのまま最後まで進んだら... それは素晴らしいが... しばらくは使い物にならない身体になったろう。
明日からも今まで通りの練習を積むだけさ。とりあえずUTMFへ少し気持ちが向いて来た。
今熊山からの下山は、ニュールートのせいか20kmに300mほど足りなかった。武蔵五日市駅周辺を少し走って20kmにした。別にこだわらなくてもいいけど...
20.2km。3時間43分。累積標高は1222mと935のヤツ辛めだった。